日立マクセルは2日、台湾製プライベートブランドで販売されているDVD-Rの一部に、同社の製造者認識コードを不当に用いた商品が流通していると発表した。なお、同社のDVD-Rはすべて国内生産であり、海外生産はありえないとしている。 問題のディスクは、同社の等倍速対応DVD-Rの製造者認識コードを無断使用したもの。同社で評価したところ、1〜4倍速対応として販売されているが、実際には規格に定められた品質を満たしておらず、正常に書き込めない、正常に再生できないなどのトラブルを確認しているという。 また、一部のライティングソフトで、不正使用された製造者認識コードを読み取り、ディスク製造メーカーとして「Maxell」と表示するが同社製品ではないとのこと。 なお、同社は不当使用したDVD-Rに対して、すでに対応策を進捗させている。