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ソニーの4−6月期連結決算、円高で営業利益41.4%減

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ソニーの4−6月期連結決算、円高で営業利益41.4%減
  • ソニーの4−6月期連結決算、円高で営業利益41.4%減
 ソニーが28日発表した2004年4−6月期連結決算は、売上高が前年同期比0.5%増の1兆6,121億円、円高やリストラ費用の影響で営業利益が41.4%減の98億円となった。前年同期の為替レートを適用した場合は、27%の増益。当期利益は、持ち分法対象のグループ会社であるソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズやインタートラスト・テクノロジーズが大きく貢献し、前年同期比約21倍の233億円で2期ぶりの黒字になった。

ソニー執行役副社長 兼 グループCSO&CFOの井原勝美氏

 エレクトロニクス部門の売上高は0.2%減の1兆980億円。製品別では、フラットパネルテレビやデジタルカメラ、液晶リアプロジェクションテレビが増収。一方、ブラウン管テレビや携帯型オーディオなどが減収となった。営業利益は49.9%減の69億円。デジタルカメラ向けのCCDやLCDは好調だったが、フラットパネルテレビの単価下落や携帯型オーディオなどが減益の要因になった。

 ゲーム部門は、プレイステーション2の値下げなどで、売上高は15.9%減の1,054億円、営業損益は29億円の赤字に。なお、プレイステーション2の出荷台数は194万台減の71万台だった。
《高柳政弘》
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