[N+I2004] IEEAF、ラムダベースの日米間10Gbps回線の運用を開始 | RBB TODAY
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[N+I2004] IEEAF、ラムダベースの日米間10Gbps回線の運用を開始

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[N+I2004] IEEAF、ラムダベースの日米間10Gbps回線の運用を開始
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 IEEAFは、日米を接続する新しいラムダ(波長)ベースの10Gbpsネットワークの運用を開始した。日本側の接続はWIDEプロジェクトのラムダベースIX「T-LEX」で、国内のJGN2やWIDE Internetが相互接続されるほか、中国やアジア地域との接続も計画されている。

 IEEAF(The Internet Educational Equal Access Foundation)は、世界中の研究・教育機関が高速ネットワークを研究用に利用できるようにする目的で設立された非営利団体。IEEAFの研究用ラムダベース高速ネットワークは、これまでカナダとアメリカ、ヨーロッパを接続しており、今回のT-LEXとの接続によって、日米欧の研究用ネットワークが10Gbpsという広帯域で相互接続されたことになる。

 Networld+Interop 2004会場に設けられた発表会場には、2つの高精細ストリーミング中継システム「HD over IP(慶應義塾大学DVTS)」「HDV over IP(富士通研究所Comet HDVIP)」も設置され、IEEAFのDon Reiley氏およびEd Fantegrossi氏も海外から参加。WIDEプロジェクト代表の村井純 慶應義塾大学教授は「ラムダ・インターネットはリアルタイム高精細画像・音声を迎え撃つ新しいインターネットアーキテクチャだ」と述べ、帯域の制約からこれまで行えなかったさまざまな実験が可能になる意義をアピールした。

「普通なら手が届かないような巨大なネットワークで実験ができる」と語る慶應義塾大学の村井純教授(クリックで拡大表示)
《伊藤雅俊》
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