世界初の南極皆既日食中継「LIVE! ECLIPSE 2003」、夭折のサウンドクリエイター“Huge”の未発表曲がBGMに決定
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当初、この配信ではBGMの予定はなかったが、Huge氏の母親から送られてきた一通のメールがきっかけでBGMが決定した。以下に、メールの内容を紹介する。
「実は、私の息子は、サウンドクリエイターをしていましたが、6月に21歳という若さで亡くなってしまいました。彼のパソコンを整理していましたら、発表予定で書きためた楽曲がたくさんでてまいりました。そのなかに、solar eclipseという曲があり、なんとも胸をつまされるような旋律で、まるで、みたこともない『日食』に対峙しているかのようです。その後はじめたインターネットで、おたくさまの『日食』という言葉が目に飛び込んでまいりました。もし、BGMがあるなら使っていただきたい、と咄嗟に思いました」(ライブ!ユニバースのリリースより引用)
Huge氏は、将来を嘱望されながらも2003年6月25日に21歳の若さで他界したサウンドクリエイター。浜崎あゆみをはじめとするアーティストのリミックスを数多く手掛けた彼のPCには、数百曲に及ぶ未発表のオリジナル曲が残されていたという。今回、BGMで流れる「solar eclipse」は彼が20歳のときの作品。
中継当日の11月24日(月・祝)は、午前6時頃より番組がスタート。太陽が欠け始める6時40分から、ライブ!ユニバースメンバーと現地で単独観測を行う市川雄一氏からの電話レポートにより解説が開始される。皆既日食現象は7時40分頃になるという。