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bモバイルで申し込み不要の「ホットスポット」ローミングサービス

エンタープライズ モバイルBIZ
 bモバイルは、NTTコミュニケーションズ(NTTコム)の公衆無線LANサービス「ホットスポット」のローミングサービスを3月下旬より開始する。ホットスポットを1日間(午前5時を境目に)利用すると、bモバイルの利用期間が2日間短くなるという料金体系を採用しているのが特徴だ。

 bモバイルでは、専用の通信カードと6か月間または1年間の利用料金をセットで販売している。今回のローミングサービスでは、この利用期間をローミング料金に充てる形になる。たとえば、bモバイルの6か月(180日)契約にて、ホットスポットを20日分利用した場合は、40日分引かれてbモバイルの利用期間が140日間に短縮される。

 ちなみに、PCMCIAタイプの通信カードと、6か月分の利用料金がセットになったパッケージは約53,000円となり、仮にホットスポットのみ利用した場合は、1日あたり590円弱となる。この料金には通信カードの代金が含まれていることを考えると、ホットスポットのメニューにある日額料金500円と比べると、安いといえるだろう。

 さらにホットスポットへのログインは、bモバイルのIDとパスワードがそのまま利用できるため、追加の申し込むは不要となる。ホットスポットローミングサービスの対象は、PCMCIA/CFカードタイプ、32kbps/128kbps契約のユーザだが、メールに特化した接続サービス「U-MAILシリーズ」のユーザは除かれる。なお同社では、他社の公衆無線LANとの提携を進めているとしている。

 エリアが広いPHSと、高速な通信が可能な無線LANを組み合わせる計画は、以前から各社で持ち上がっていた。bモバイルを提供する日本通信では、DDIポケットのPHS網と、NTTコムのホットスポットをそれぞれ借り上げて組み合わせることにより、一歩先に実現したことになる。
《RBB TODAY》
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