トレンドマイクロ、2002年10月のウイルス感染レポートを発表。KLEZの下げ止まり明確に | RBB TODAY

トレンドマイクロ、2002年10月のウイルス感染レポートを発表。KLEZの下げ止まり明確に

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 トレンドマイクロは、2002年10月度のウイルス感染被害レポートを公表した。それによると、もっとも被害および発見件数が多かったのはWORM_KLEZ(クレズ)の1,690件。2位と3位は、それぞれ新登場のWORM_BUGBEAR.A(バグベア)とWORM_OPASERV(オパサーブ:OPASOFT、とも)で、この3つが4位以下を大きく引き離す被害報告数となっている。

順位 ウイルス名 被害件数 先月の順位と件数
1位→ WORM_KLEZ 1690件 (1位・1750件)
2位↑ WORM_BUGBEAR.A 1067件 (初登場)
3位↑ WORM_OPASOFT/
OPASERV
710件 (初登場)
4位↑ VBS_REDLOF.A 136件 (5位・41件)
5位↓ TROJ_JAPSX.A 101件 (2位・84件)
5位↓ JS_EXCEPTION.GEN 101件 (2位・84件)
7位↓ WORM_BADTRANS.B 58件 (4位・65件)
8位↑ PE_FUNLOVE.4099 54件 (圏外)
9位↓ PE_ELKERN 35件 (6位・41件)
10位↓ MTX 34件 (8位・22件)


 KLEZについては、7月が1,999件、8月が1,561件と減少を続けていたが、先月(9月)に若干の増加に転じ、今月はふたたび微減。他のウイルスには見られない高いレベルで“安定”しはじめたようだ。また、BUGBEARとOPASERVも、10月の感染推移を見る限り、月間を通してコンスタントに感染報告が寄せられており、収束はまだ先で、要注意状態が続いている。

 このほか、今月のウイルスランキングで気になる点は、6つのウイルスについて100件以上の感染報告が寄せられているというところ。先月は、2位のJAPSX.Aですら84件だったことからすると、全体的に増加しているわけだ。

 ウイルス対策は一度やればそれでよしという性質のものではない。セキュリティホール対策やウイルスパターンファイルの更新などを継続的におこなうことが重要である。それが面倒ということなら、自動更新機能のあるセキュリティアプライアンス(個人向けではトレンドマイクロのGateLockX200などがある)を導入するか、せめてISP提供のメールウイルスチェックサービスなどの利用を検討して欲しい。
《RBB TODAY》

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