VAIOをベースにしたデジタルライフスタイル。キーはデータの使い回し | RBB TODAY

VAIOをベースにしたデジタルライフスタイル。キーはデータの使い回し

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 ソニーがVAIOを中心とした生活スタイルの提案に熱心だ。本日新宿の小笠原邸で開催された「Life with Sony 2003 ソニーとの新生活、大公開」は、やがてやってくるであろうAV機器の新しい姿を現実の製品群で構築したものとなった。

 あくまでもライフスタイルの提案として作られたこのイベントは、VAIOをAVサーバ機として位置づけ、その回りで音楽、静止画、動画を組み合わせたもの。すでに販売している製品群で、データの使い回しがどれだけできるかを提案するものとなっている。

sony photo
デジタルライフのユビキタスがキーワードでもある。ベンツに搭載されたカーオーディオ(左上)、リビングのベガにはCoCoonとVAIOがつながり(右上)、VAIOはエンタテイメントサーバとしてビデオカメラやデジカメの写真を管理(右下)する。楽曲やコンテンツは非接触カードで即時決済(左下)という世界となる。もちろんデータはネットワークやメモリースティック経由で使い回せる


 このイベントでソニーがコアにおいたものは、VAIOとハードディスクレコーディングのCoCoon。VAIOやCoCoonのハードディスクに記録したものを、パーソナル用途としてPCのディスプレイで再生することはもちろんのこと、ネットワーク経由でVAIOで録画した番組をリビングのテレビに映し出すための端末であるメディアレシーバを使うと、場所を問わないで録画した番組をどこでも楽しめるようになる。メディアレシーバは、ワイヤレスLANのコンバータを通すことで無線接続もでき、まさにリビングにあるテレビの近くにPCをおくことなく新たな生活スタイルが楽しめることになる。

 さらにVAIOを中心としたデジタルライフは続く。PCを使ってダウンロードした楽曲をNet MDで携帯して再生したり、車の中で楽しむのはもはや当然として、HandycamをつなげてDVD化したりCyber-Shotを使ってフォトアルバムを作るという姿を作り出す。

 ソニーが発信しているこれらのスタイルは、多くの人にとって将来像にしかすぎないかもしれない。しかし、実はデジタルカメラとPCをつないだり、ビデオカメラとPCをつなげるといったことは多くのPC利用者が試していることだ。その延長上に、動画も楽曲も扱え、しかも現実の製品で対応できるという姿を描いたところがソニーならではの演出である。ソニーが描くデジタルライフは、決して遠い未来のものではなく、手のとどくすぐ先にある。

 これまでPCの捕らえられ方はビジネスツールとしてであったが、ソニーは家庭におけるエンタテイメントサーバとそれを再生するための端末やデータを取り込むための装置としてして扱うことをソニーは表現しだした。この信号はうまく消費者の心に届くだろうか。
《RBB TODAY》

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