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NTT東日本、5.2GHz帯使用の新型無線LAN機器を発売。最大36Mbpsの通信が可能に

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 NTT東日本は、HiSWANa準拠の無線LANシステム「WL-36」の発売を9月30日より開始すると発表した。HiSWANaは、5.2GHz帯を使用する無線LAN規格。同様に5GHz帯を使用するIEEE802.11aとの互換性はない。

 このWL-36では、通信速度が最大36Mbpsと現在主流のIEEE802.11bと比べて約3倍の速度で通信が可能であることに加え、クライアントごとに通信帯域の設定ができるため、複数のクライアントが接続する場合でも安定した通信が可能となっている。

 最大通信可能距離は見通しで約100メートル。ただ、5.2GHz帯を使うため、電波法の制限から屋内利用に限られている。1つのアクセスポイントに最大50台のカードからアクセスでき、同一エリア内には最大8台のアクセスポイントを設置することが可能。複数のアクセスポイントを設置した場合、その間でのクライアントの移動利用(ローミング)もできる。

 セキュリティについては、暗号化機能としてDESを搭載したほか、無線LANカード自体にIDとパスワードを書き込んでおける機能があり、これによってログイン時のパスワードを知られる危険性を抑えられるという。

 今回発売されるのは、アクセスポイントの「WL-36-AP」とPCカード型(TypeIIサイズ・CardBus)のステーションカード(無線LANカード)「WL-36-ST」の2製品。「WL-36-AP」は140,000円、「WL-36-ST」は38,000円で、WL-36-STには、日本語版Windows98SE/Me/2000Professional/XP用のドライバが付属する。
《RBB TODAY》
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