スピードウェイ(日本通信放送)は、本日よりCATVインターネット接続サービスも提供開始する。CATV事業者には珍しく、同社はこれまで下り最大8MbpsADSLサービス(月額3,980円〜120,000円)のみを提供していた。 あらたに提供を開始したCATVインターネット接続サービスは、多チャンネルサービスで利用しているCATV網を利用してインターネット接続サービスを提供するものである。同社では、下り最大2Mbpsの「さくさくコース」(月額3,980円)と、下り最大5Mbpsの「かっとびコース」(月額4,500円)の2種類を用意した。両コースとも、基本サービスには、1個のメールアカウント、10Mバイトのホームページ容量、1個の動的グローバルIPアドレスが割り当てられる。 サービス内容は以下のとおり。さくさくコース 利用料:3,980円 初期費用:9,800円 速度:下り2Mbps、上り1Mbpsかっとびコース 利用料:4,500円 初期費用:9,800円 速度:下り5Mbps、上り1Mbps サービスエリアは、茨城県ひたちなか市の以下の地域。全域 牛久保2丁目、殿山2丁目、和田町1丁目、和田町2丁目、 勝田泉町、春日町、石川町、青葉町、表町、金上一部地域 牛久保1丁目、海門2丁目、栄町1丁目、釈迦町、平磯町、 湊中央2丁目、湊本町、山ノ上町、東石川、勝倉 CATVインターネットサービスとADSLサービスのメニューを比較すると、速度的には下り最大8Mbpsを提供するADSLサービスの方が魅力的といえよう。一方、CATVインターネットはベストエフォートとはいえ、ADSLのように距離による減衰はないので、安定した品質を得られる可能性がある。どちらのサービスがよいかは、ユーザの環境によるといえるが、選択肢が増えることは大いに歓迎したい。