NTT東西、コロケーション手続を改定へ。配分に上限を設定して一社による占拠を防ぐ内容に | RBB TODAY
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NTT東西、コロケーション手続を改定へ。配分に上限を設定して一社による占拠を防ぐ内容に

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 NTT東日本およびNTT西日本は、コロケーション関連の接続約款変更について、総務大臣に対して認可申請を行ったと発表した。改定内容は、空きリソースが一定水準以下となったビルについて、一度に配分するコロケーションリソースに上限をおくというもの。これは、昨年問題となったビー・ビー・テクノロジー(Yahoo!BB)によるコロケーションリソース占拠問題への具体的な対策となる。実際、昨年末に無料保留期間の短縮をおもな内容とした接続約款変更を行った際、いくつかの事業者から配分リソースへの上限設定もおこなうよう意見が出されていた。

 また、あわせてNTT地域会社からの情報開示も強化し、従来の「場所」と「MDF端子数」に加え、電力設備についても提供可能容量も開示する。こうした情報の更新サイクルも1ヶ月程度に短縮し、リソースの逼迫するビルについてはさらに短い期間での情報更新をおこなうとしている。

 今回の約款変更によって、ADSL事業者間の競争が健全な形に戻ることを期待したい。
《RBB TODAY》
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