情報処理振興事業協会、2002年1月度の不正アクセス届出状況を発表。前月の2倍以上、80件に増加
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届出の内訳は、アクセス形跡(侵入未遂)が39件でトップ、侵入14件、アドレス詐称12件、ワーム形跡とメール不正中継がそれぞれ4件ずつ、SPAM2件、DoS1件、その他が4件となっている。
ワームやツールによる自動攻撃が増えてきたということは、個人も企業も同じようにリスクにさらされているということだ。IPAでは予防策として、セキュリティパッチの適用、ソフトウェアのセキュリティ設定の確認、ウイルス対策ソフトおよびパーソナルファイアウォールの導入、怪しいプログラムは実行しないよう気をつける、などを対策としてあげている。
トロイの木馬などの不正ソフトウェアは、動作がユーザに見えにくいよう作られているため、いったん侵入されると手遅れになりやすい。侵入される前の対策が必要だ。