この春一人暮らしを始める人に朗報! 施設設置負担金なしの「加入電話・ライト」が認可へ。初期コストを抑えながら電話とADSLの導入が可能に
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DSLサービスの爆発的な普及によって、それまでISDN向けのみだった「ライト」サービスが、アナログ電話向けにも求められるようになったことに対応するもの。加入電話・ライトと通常の加入電話と違いは、料金への上乗せがあるほか、休止や質権設定ができないなどに限られ、付加サービスやNTT東西を含む各社DSLサービスの利用については、通常の加入電話サービスとまったく変わらない。
NTT東西は2月にサービス提供を開始したいとしており、総務省から正式に認可が行われ次第、スタートする模様。おおよそ9年半以上継続して利用する場合、従来どおり施設設置負担金を支払う方が安くなるが、季節柄、新社会人や学生などを中心に普及するものと思われる。
なお、今回の加入電話・ライトの導入に絡んで注目されていた施設設置負担金の返還(あるいはライトの開始による回線権値下がりの補償)については、行う必要はないとの判断が示されている。