NTT Com、クラウド型の仮想ホスティングサービスで無償トライアル提供 | RBB TODAY
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NTT Com、クラウド型の仮想ホスティングサービスで無償トライアル提供

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 NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は8日、「BizCITY」コンセプトのもと、あらたなクラウド型サービスとして、仮想ホスティングサービス「グリーンホスティングベーシック」の無償トライアルを発表した。15日より提供を開始する。また、大容量ストレージサービス「グリーンストレージ」を2009年12月より提供する。

 企業のICT環境においては、導入の容易さやコスト削減、環境負荷軽減といった観点から、クラウド型サービスに注目が集まっており、NTT Comでは、いつでもどこでも、安心便利に業務ができるICT環境を提供する「BizCITY」コンセプトを掲げている。同社ではセキュアなVPNサービスや堅牢なデータセンターなどの通信事業者ならではの強みを活かし、高品質で安価なクラウド型サービスとして、今回のサービス提供を行うとのこと。

 「グリーンホスティングベーシック」および「グリーンストレージ」は、セキュアなVPNサービスとその高速・高信頼なバックボーンに直接つながる堅牢なデータセンターを通して、高品質・高セキュリティなサービスとなっている。VPNサービスと一体で提供することで、NTT Comのワンストップオペレーションを実現。可用性の高いサービスを実現した。「グリーンホスティング ベーシック」では万が一の故障の際も、ディザスターリカバリーにより、重要なデータを保護する。またBizCITYのアプリケーション接続サービスにより、システムにアクセスするためのトラフィックを意識することなく利用できる。

 「グリーンホスティング ベーシック」は、NTT Comのデータセンターに設置したサーバリソースをネットワーク経由でセキュアかつオンデマンドに利用できるクラウド型仮想ホスティングサービス。VPNとインターネット双方からのアクセスが可能。また、仮想化技術の採用により、1台の物理サーバを複数の仮想マシンとしてNTT Comが効率的に運用する。今回の「グリーンホスティングベーシック」の提供にともない、従来の「グリーンホスティング」はより高品質で企業の基幹システムや情報インフラにも対応する「グリーンホスティングエンタープライズ」として展開される。「グリーンホスティング ベーシック」は2010年4月予定の商用サービス化の予定で、要望のヒアリングと機能検証を目的として、無償トライアルを実施する。提供内容は仮想サーバ(ゲストOSインストール済みの仮想マシン)、ファイアウォールなど。ミドルウェア、アプリケーションはユーザ側で準備する必要がある。接続タイプはインターネット、またはNTT Com VPNサービス。保守/運用は祝祭日と年末年始を除く月曜〜金曜の10:00〜17:00での故障復旧対応となる。実施期間は2009年10月15日〜2010年3月31日(予定)。トライアル利用費用は無料。NTT Comでは、トライアルの結果を踏まえ、2010年4月にグリーンホスティング ベーシックを商用化し、海外向けにも仮想化技術を応用したホスティングサービスを強化・拡充していくとしている。

 「グリーンストレージ」はNTT Comのデータセンターに設置したファイルサーバ機能をネットワーク上で利用できるアウトソーシングサービス。本格的な企業のファイルサーバに対応したActive Directory認証連携やバックアップ機能などを装備する。提供メニューは100GB(ギガバイト)から10TB(テラバイト)まで。提供料金は100GBごとに月額21,000円(税込、予定)。
《冨岡晶》
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