NTTコムウェア、「SmartCloud」を提供開始 〜柔軟かつ効率的なクラウド・コンピューティング環境 | RBB TODAY
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NTTコムウェア、「SmartCloud」を提供開始 〜柔軟かつ効率的なクラウド・コンピューティング環境

エンタープライズ その他
「SmartCloud」では最適なICTリソースを選択して提供
  • 「SmartCloud」では最適なICTリソースを選択して提供
  • 「SmartCloud」のサービスイメージ
  • ITILが支えるクラウド・コンピューティング
  • グリーンなデータセンター
 NTTコムウェアは7日、キャリアグレードでグリーンなデータセンターと、ITIL(Information Technology Infrastructure Library)ベースのシステム運用をもとにクラウド・コンピューティング環境を実現する「SmartCloud」を発表した。

 「SmartCloud」は、IaaS(Infrastructure as a Service)として、ICTリソースをネットワーク経由で提供するサービス。ネットワーク(クラウド)の先にあるICTリソースを必要に応じて利用できる。これにより利用形態(所有/利用、専用/共用、物理/仮想、サービスグレードなど)に応じて、各種サービスラインナップから、必要なサービスやグレードを柔軟に選択できる。また、“デスクトップからサーバー”、“Webシステムから基幹システム”までをサポートし、クラウドとハウジング間の移動や需要変動への対応も可能にする。

 NTTコムウェアでは、これまで国内最高レベルのPUE値を目標に、環境に配慮したデータセンターと、ISO/IEC20000の認証を取得したITサービスマネジメントを提供してきた。「SmartCloud」は、それらの実績をもとに、標準化、統合化、仮想化、自動化などの構築・運用技術を組合せ、エンタープライズ向けに、ICTリソース(サーバーやストレージ、ネットワークなどの情報通信資源)を、柔軟かつ効率的に利用できるクラウド・コンピューティング環境を実現する。また、システム特性やライフサイクル、サービスレベルに合わせて、利用形態を選択できるハイブリッド型のソリューションとして、顧客のICT戦略にあわせた最適な利用形態を選択可能とするという。

 またNTTコムウェアでは、次世代データセンター・ソリューションを検討しており、現在、社員の約6割と協働者を含む3,600アカウントを収容するデスクトップサービス(シンクライアント)など、社内システムの「SmartCloud」への移行を進めている。今年度内、デスクトップサービス(DaaS)を皮切りとして、エンタープライズ・クラウドサービスを順次提供し、2012年度には500億円の売上を目指している。「SmartCloud」については、7月16日開催のエンタープライズ・クラウドフォーラムならびに、7月30日・31日開催の第6回itSMF Japanコンファレンス会場にて紹介される予定。
《池本淳》
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