【スピード速報】はhttp://speed.rbbtoday.com/の1週間分の計測データをもとに各種の統計データを速報でお伝えする。このサイトはIXに計測専用サーバを置き、月間計測数は40万を超え、統計データとしても十分な精度と信頼性を持っている。 今回は2006年10月13日〜10月19日の測定データのうち、回線種別が記入されていたデータについて種別ごとに集計し、ダウンロード速度の平均値を算出した。なお、集計・記事化の都合で、種別名や集計単位を収集時と変えている。 グラフを見ての通り、回線種別におけるトップは、新しいインフラに恵まれている「Bフレッツ以外のFTTH(光ファイバ)」となった。また、Bフレッツ各種を含めた光ファイバ全種別の平均速度が、専用線の平均速度(20.4M)を超えており、普及が進むことで全体の平均速度を押し上げていくことになると思われる。また、公衆無線LANや、無線インターネット接続も平均8Mbpsを超えており、高速無線LAN/インターネットへの置き換えが進めば、これも2桁の平均速度に届くことが期待できる。 なお、グラフには示していないが、回線種別が記入されていなかったデータを含めた全平均速度は20.9Mbpsを超えており、この数字からも光ファイバなどによる高速通信回線の普及が進んでいることがわかる。