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【ソニー インテリジェンス展】ソニーが提案するインテリジェントアプリケーションと未来

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 ソニー インテリジェンス展の統括責任者である武藤克巳氏(ソニー エンタテインメントロボットカンパニー統括部長)に、ソニーが取り組んでいるインテリジェントアプリケーションについて聞いてみた。
  •  ソニー インテリジェンス展の統括責任者である武藤克巳氏(ソニー エンタテインメントロボットカンパニー統括部長)に、ソニーが取り組んでいるインテリジェントアプリケーションについて聞いてみた。
  •  ソニー インテリジェンス展の統括責任者である武藤克巳氏(ソニー エンタテインメントロボットカンパニー統括部長)に、ソニーが取り組んでいるインテリジェントアプリケーションについて聞いてみた。
 本イベントの統括責任者である武藤克巳氏(ソニー エンタテインメントロボットカンパニー統括部長)に、ソニーが取り組んでいるインテリジェントアプリケーションについて聞いてみた。

−−まず、インテリジェントアプリケーションとはどういうものですか?

武藤部長:「従来のAV製品では、テレビの場合はきれいな絵を、オーディオはいい音を追及していくことで価値を高めていく。それが、ソニーからみなさまへのご提案でした。そこに新しい価値を追加していきたい考えの1つをインテリジェントアプリケーションと表現しました」

武藤部長:「従来の機械は、人からの命令で機能を発揮するわけです。ボタンを押したり、チャンネルを変えたり、リモコンで操作したりなど、いずれにしても人間が機械に働きかけることで、機械はそれに応えるだけでした。今回のご提案は、機械と人とがコミュニケーションする。機械の側から見たい番組を提案したり、あるいはこんな音楽もありますよという提案をしたりする、そういう機能を総称してインテリジェントアプリケーションと呼んでいます。このインテリジェントアプリケーションにより、本来のエレクトロニクス商品が与えてきた価値がさらに感動を呼べるようにしていきたいと思っています」

−−インテリジェントアプリケーションを簡単な日本語で表現することはできますか?

武藤部長:「“インテリジェント”は“知的”と訳していますが、“知的機能”と訳すとちょっとわかりにくいですね。インテリジェントアプリケーションを搭載した商品群がもっと多く出ててくれば、一言で簡単に表せるようになると思います。今回のイベントでは、具体的な商品を提案することによってわかっていただこうというのが趣旨でもあります」

−−インテリジェントアプリケーションの構想はどのくらい前からあったのでしょうか?

武藤部長:「機能としては各々の商品で元々やってきたものです。だからこそ、スゴ録やウォークマンAにしても先月発表した製品に搭載されているわけです。ですが、そこに焦点をあてて説明する機会もなかったですし、お客様が買い求めるときにインテリジェントアプリがあるからどう選ぶんだという風にはなってくれていないし、情報も伝わりきれていないのかなと感じています」

−−今回のイベントの目的は?

武藤部長:「インテリジェントアプリケーションというおもしろいものが存在し、ソニーが身近なものとして提供していることを改めて知っていただきたい。そして、これからもインテリジェントアプリの開発にチャレンジしていきたいという方向性をお見せする場ですね」

武藤部長:「また、今回のイベントを通して、ウォークマンやスゴ録には、こんな素晴らしい機能があったんだということを知っていただきたいですね」

−−今回のイベントの概要を教えてください。

武藤部長:「まず、インテリジェントアプリケーションというわれわれなりの定義をしているのが一つです。今回のテーマである「知る」「考える」「働きかける」の3要素を持っているのがインテリジェントアプリケーションですよ。そして、この定義づけによって、すでにこれだけの商品やサービスが提供できていますという、7つの例を展示しています」

−−今回のイベントで最もアピールしたいものは何でしょうか?

武藤部長:「全部ですね(笑)。昨日発表したカメレオンアイだっておもしろいものだし、テレビ王国、フォトナビ・ワインなど、みんなそれぞれおもしろいですからね。特に、ウォークマンとスゴ録は優れたAV性能に加え、こんなすごい機能があったんだということを理解してもらい、どんどん売れてほしいですね」


−−最後に、ソニーの今後の方向性をお聞かせください。

武藤部長:「ソニーの中では、インテリジェントアプリケーションは多くの人に感動をもってもらうための重要なものと位置づけています。インテリジェントアプリケーションにより、人と機械のコミュニケーションを作り、それによって新たな感動を生み出すということが、ソニーとして1つの方向性です」

武藤部長:「基礎技術の上に、インテリジェントアプリケーションという付加価値があることで、一味違ったソニーらしいものになるのかなと考えています」

−−ソニーには、これからもアッと驚くようなおもしろい機能を期待しています。本日はお忙しい中、ありがとうございました。
《高柳政弘》
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