マイクロソフトは11日、月例のセキュリティアップデートとして、新たに1件のセキュリティ更新プログラムを公開した。 今月新たに公開されたのは、Microsoft Windows 2000 Service Pack 3およびService Pack 4を対象とするMS05-024で、フォルダなどをWeb形式で表示する機能によって悪意のコードが勝手に実行される脆弱性を回避するもの。この脆弱性の最大深刻度は4段階の上から2番目にあたる「重要」に指定されている。Windows Updateから自動的に修正プログラムを適用できる。 なお、Windows XPなどはこのリスクはないが、Windows98/98SE/Meについては同様のセキュリティリスクがある。しかし、深刻度が「緊急」でないため、Windows98/98SE/Me用の修正プログラムが提供されない。