法人用途に向かうblogサービス。SEO対策との組み合わせもポイント | RBB TODAY
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法人用途に向かうblogサービス。SEO対策との組み合わせもポイント

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 個人向けサービスとして展開しているblogサービスだが、各社が次に狙うのは企業ユースだ。IRIコマース&テクノロジーと新社会システム総合研究所が開催したセミナー「ブログビジネスがもたらす衝撃!注目4社の戦略」で明らかにされた。
  •  個人向けサービスとして展開しているblogサービスだが、各社が次に狙うのは企業ユースだ。IRIコマース&テクノロジーと新社会システム総合研究所が開催したセミナー「ブログビジネスがもたらす衝撃!注目4社の戦略」で明らかにされた。
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 個人向けサービスとして展開しているblogサービスだが、各社が次に狙うのは企業ユースだ。IRIコマース&テクノロジーと新社会システム総合研究所が開催したセミナー「ブログビジネスがもたらす衝撃!注目4社の戦略」で明らかにされた。

 ここでは、blogツールの「MovableType」の開発や販売を行うシックス・アパート、blogサービス「ココログ」を提供するニフティ、blogを用いたオンライン書店「bk1.jp」を運営するブックワン、日記サービス「はてなダイアリー」などを提供するはてなから、それぞれの担当者が登場し現在の状況と今後の戦略について講演した。

 シックス・アパート代表取締役社長の関信浩氏は、「個人でblogを使いWebの更新が楽になったら、今度はそれを仕事でも使いたいと思う」とユーザの声を挙げた。さらに、最近ではWebの更新だけではなく、社長などが書く広報サイト、販売する商品の情報、芸能人blogに広がりを見せ、顧客や社員同士とのコミュニケーションに一役買っているようだ。さらに、社内のみに限定したコミュニケーションにも用いられているケースがある。

 はてなは、今のところ横河電機には社内ナレッジマネジメントシステムとして、ブックワンには書籍の人力サービスとして「人力検索サービス」をそれぞれOEMで提供している。さらに、はてなが提供している各サービスをカスタマイズして構築したグループウェア「はてなグループ」の機能をさらに強化し、法人向けに展開する予定だという。

 ほか、ニフティでは、開設と運営にかかるコストを削減することを目的に、blogを用いた中小企業向けのWebサイト構築サービスを予定していることを明らかにした。

 さらに、blogとSEO(サーチエンジンへの最適化)対策を組み合わせることで、さらなる効果を狙っているのも1つの流れのようだ。

 その傾向が特に強いのがはてなだ。日記サービス「はてなダイアリー」から派生した辞書サービス「はてなダイアリーキーワード」にて特にSEO対策に力を入れている。同社の広告事業戦略担当である川崎裕一氏は、「ユーザが辞書を編集するため、更新頻度が高く、その結果Yahoo!ニュースからリンクを張られることもある」などの例を挙げた。また、はてなダイアリーで書いた日記に含まれる単語は、自動的にはてなダイアリーキーワードにリンク。これにより、内部リンクが非常に多くなっている。

 これらのSEO対策の結果、はてなダイアリーキーワードはgoogleなどの検索エンジンでは上位に表示される可能性が高くなる。そのため、媒体としての価値が非常に高く、はてなダイアリーキーワードで表示している広告から得られる収入も多いとのことだ。

 オンライン書店「bk1」を運営するブックワンは、blogを用いることで書籍の販売を伸ばしている。bk1では、書籍の詳細ページでトラックバックを受け付けるようにしており、これによりインターネット上のさまざまなblogに掲載された書評のリンク集ができるというわけだ。同社の専務取締役兼COOの河野武氏は、「その結果、参照数は20%程度、受注は5〜10%程度増加した」と成果をアピールした。また、「オンライン書店にblogを採用したという話題性により、認知度の向上にもつながった」と思わぬ効果も生まれるようだ。

 ニフティは数多くの“有名人blog”を開設しているが、これもblogサービスへの布石と考えているようだ。同社ソーシャルシステム部ココログプロジェクトリーダーの清田一郎氏は、「検索エンジンで“眞鍋かをり”で検索するとココログのさんの眞鍋のblogが一番上にくる。ここでココログを使っていることが示せれば、“ココログを使えばこんなサイトが作れる”とアピールできる」とした。

 このように、各社ともにblogを法人ユースで利用し売上げの向上を実現させ、さらにSEO対策を進めることでこの効果をより一層高めたいという狙いがあるようだ。
《安達崇徳》
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