ジェスチャー操作で直感的に使えるデジタルサイネージ | RBB TODAY

ジェスチャー操作で直感的に使えるデジタルサイネージ

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サイネージ上部にKinectが設置された「gescha」実演例。デモでは前に立った人物のポーズを3Dモデルで表示しており、手の動きでページ送りなどが可能となっている(撮影:防犯システム取材班)
  • サイネージ上部にKinectが設置された「gescha」実演例。デモでは前に立った人物のポーズを3Dモデルで表示しており、手の動きでページ送りなどが可能となっている(撮影:防犯システム取材班)
  • サイネージ上部のKinect。XboxOne用になり性能が向上したため、より快適な操作が可能となっている(撮影:防犯システム取材班)
 操作できるデジタルサイネージといえばタッチパネル形式が一般的だが、昨今のデジタルサイネージの大型化にともなって、タッチパネル形式はコスト面や対応製品などが限定されることなど、やや敷居が高い面も出てきている。

 そんななかで、家庭用ゲーム機向けに登場したジェスチャーデバイス「Kinect」が、サイネージ分野でも注目を集めている。

 幕張メッセで開催されていた「デジタルサイネージジャパン2016」において、N.ジェンは「ジェスチャー操作デジタルサイネージ gescha」の展示を行っていた。

 大画面サイネージの上部にKinectを設置したシステムで、スライドショーをジェスチャーで送ったり、ボタン操作などのコンテンツ操作を非接触で行う事ができる。

 「gescha」ではサイネージ用のディスプレイとKinect、制御用のPCはユーザーが用意し、同社はサイネージへのコンテンツ配信サーバーやサイネージ向けのソフトウェアを提供する。

 システムとしては、一定時間操作がない場合はスライドショーを実施して、人物を検知した際に操作可能なコンテンツを表示し、手の動きなどでページ操作などを行う。表示コンテンツはスマートフォン等との連携なども可能だ。

 Kinectは当初、家庭用ゲーム機「Xbox 360」向けに登場したジェスチャーセンサーだが、Windows用の製品及び後継のXbox One用のKinectの登場により、赤外線照射による指の動きや皮膚の状態、音声認識、顔認識などをはじめ、心拍数や複数名の同時認識なども可能となっている。安価ながら汎用製品としては高性能なため、ゲーム機以外での需要が広がっている。

 同社以外にもサイネージ分野でのKinect採用は行われており、アスカネットの空中表示デバイス「AIプレート」を使用したJTBプラネットの店舗端末なども、Kinectによって空中操作を行うものとなっている。

 今後はサイネージ分野でも「画面をタッチする」という操作以外のインターフェースの普及が予想される。
《防犯システム取材班/小池明》

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