ユーザー負担完全0円を目指すホームセキュリティサービス | RBB TODAY
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ユーザー負担完全0円を目指すホームセキュリティサービス

IT・デジタル セキュリティ
「SMART HOME」のメイン画面。防犯から高齢者の健康管理、家電制御などを実現するホームセキュリティサービス(撮影:防犯システム取材班)
  • 「SMART HOME」のメイン画面。防犯から高齢者の健康管理、家電制御などを実現するホームセキュリティサービス(撮影:防犯システム取材班)
  • 同社ブースに展示されていたシステム構成例。インターホン、監視カメラ、開閉センサー、ホームゲートウェイ、タブレット(スマートホン)などを組み合わせたシステムとなる(撮影:防犯システム取材班)
  • 同システムに組み込まれたカメラの映像。メインメニューの「セキュリティー」から遠隔視聴や録画、静止画撮影が行える(撮影:防犯システム取材班)
  • 同サービスで重要な役割を果たすIoT化に対応するインターホン。同機の室内モニターにビッグデータに基づいた広告を表示させることで、完全0円化を実現していく構想だ(撮影:防犯システム取材班)
  • Z-WAVE、ZigBee、Wi-Fi、Bluetoothなど複数の無線通信規格に対応するホームゲートウェイ(撮影:防犯システム取材班)
 HACK JAPANホールディングスは、東京ビッグサイトで開催された「SECURITY SHOW 2016」において、IoTを活用したホームセキュリティサービス「SMART HOME」の参考展示を行った。

 今回展示されたものは、インターホンとホームゲートウェイ、カメラ、センサーなどを組み合わせたシステムで、自宅内に設置したカメラやセンサーで得た情報を、スマートフォンやタブレットから確認できるというサービスとなる。

 システムのベースとなるのはIoTで、監視カメラ、侵入センサー、火災報知器、ガス検知機を使った安全監視から、エアコンや照明、テレビやカーテン、電気&ガス&水道メーターの情報を集約することで、導入した家の住人と生活全体を見守る。

 同サービスのコンセプトは「0円ホームセキュリティ」で、月額料金のかからないサービスモデルとなっており、同社の保坂社長によれば、現段階では初期導入費は必要となるが、今後は初期導入費を含めて完全「0円」を実現するビジネスモデルを予定しているという。

 具体的には、「SMART HOME」の各種センサーなどで得た情報をもとにビッグデータ化し、ユーザーの生活パターンやニーズに合わせた広告をインターホンのモニターなどで配信。その広告収益で初期費用分もまかない、利用するユーザーは完全0円でホームセキュリティサービスを導入できるというビジネスモデルを構築していくのだという。

 7月以降のサービスインを予定しており、初期導入費はおよそ15万円くらいから(センサー、カメラ、インターホン、ホームゲートウェイで構成)。ホームゲートウェイは、Z-WAVE、ZigBee、Wi-Fi、Bluetoothなど複数の無線通信規格に対応する。
《防犯システム取材班/小菅篤》
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