監視カメラと制御機器を連動させるフードセキュリティソリューション | RBB TODAY
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監視カメラと制御機器を連動させるフードセキュリティソリューション

エンタープライズ セキュリティ
図研エルミックのブースでのデモ展示が行われていたフードセキュリティソリューション(撮影:防犯システム取材班)
  • 図研エルミックのブースでのデモ展示が行われていたフードセキュリティソリューション(撮影:防犯システム取材班)
  • CC-Link IE FieldとONVIF規格に準拠したネットワークカメラを繋ぐ「ゲートウェイユニット」(撮影:防犯システム取材班)
  • 製造機械周辺に設置される接近者センサーが検知すると管理者への通知と監視カメラを検知か所にフォーカスさせる(撮影:防犯システム取材班)
  • 今回の展示では、接近者センサーの検知と連動させるカメラを、レールで移動させるようにしたPTZカメラを採用していた(撮影:防犯システム取材班)
  • 画像解析技術を使った異物検知とその通知を行うデモ。検知対象物のサイズなどは、任意で設定することが可能(撮影:防犯システム取材班)
  • 異物検知を行っている際のモニター画面。異物と認識されると画面上に注意喚起のための四角い囲み表示がされていた(撮影:防犯システム取材班)
 東京ビッグサイトで、2日まで開催されている食の安全に関連する最新ソリューションなどを集めた展示会「フードセーフティジャパン2015」。図研エルミックは同展示会にて、FA(ファクトリーオートメーション)ネットワークと、監視カメラのネットワークを統合し、一元管理できるソリューションのデモ展示を行った。

 従来はFAネットワークに繋がるセンサー類や制御機器と、監視カメラやモニター、レコーダーなどの監視カメラネットワークはそれぞれ独立して運用されていたが、今回展示したソリューションはゲートウェイユニットで2つのネットワークを繋げて、連動させた管理が可能になる。

 これにより、製造機械とセットで運用されている接近センサーが、接近者を検知した場合に、周辺に設置された監視カメラのパン・チルト・ズームの操作が行えて、的確な状況確認と証拠の保存が可能となる。

 また、工場のライン監視用に監視カメラを活用することで、異物混入や機械のトラブルを迅速に認知でき、適切な対処が行える。仮に事件・事故が起きた際にも映像付きで保存されるので、原因の調査を適切に行うことができる。

 同ソリューションを導入することで、業務の効率化、セキュリティ面の強化、トラブルの迅速な認知と対処が可能となる。
《防犯システム取材班/小菅篤》
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