防犯と商品管理が行える新方式の万引き防止ゲート「WaveGate」 | RBB TODAY
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防犯と商品管理が行える新方式の万引き防止ゲート「WaveGate」

エンタープライズ セキュリティ
同社ブースで展示されていた万引き防止ゲート「WaveGate」。従来品よりも小型でありながら、UHF帯を使っていることで検知範囲が広がっている(撮影:防犯システム取材班)
  • 同社ブースで展示されていた万引き防止ゲート「WaveGate」。従来品よりも小型でありながら、UHF帯を使っていることで検知範囲が広がっている(撮影:防犯システム取材班)
  • 従来型と「WaveGate」「Waveアンテナ」などの検知範囲の違い。検知範囲が上下左右に広がったことで多彩な設置方法が取れるようなった(画像はプレスリリースより)
  • ゲート式の「WaveGate」に対して、「Waveアンテナ」は天井への設置や壁や棚への組み込みを想定した読み取り用アンテナ(撮影:防犯システム取材班)
  • 「Waveアンテナ」の天井設置例。万引き防止用途だけでなく、RFID技術を使った倉庫管理や従業員の業務管理にも活用できる(撮影:防犯システム取材班)
 高千穂交易のグループ子会社であるマイティカードは、東京ビッグサイトで開催された「第17回 自動認識総合展」に、従来のEASの進化系といえる新方式の万引き防止ゲート「WaveGate」を展示した。

 「WaveGate」の特徴に、UHF帯に対応したことによる万引き防止ゲートとしての検知範囲の拡大が挙げられる。これにより、従来品よりも間口を広くゲート式アンテナの設置することができるようになった。スタンダードモデルの場合、2本立てで使用する際には、2.5mまで間口を広げることができる。

 次に検知範囲が広がった恩恵として、ゲート式アンテナの小型化を実現。スタンダードタイプのサイズは、高さ1,260mm×幅235mm×奥行58mmと、成人の腰から胸にかけての高さのため、心理的な圧迫感が少ない。

 天井に設置したり、壁や棚などに組み込んで使用することができるWaveGateの関連製品「Waveアンテナ」もあり、ゲート式アンテナ「WaveGate」と組み合わせて、セキュリティを高めつつも、威圧感を出さずに万引き防止対策を実現できる。

 小売業にとって年々増加する万引き被害は、頭を悩ましている問題であり、喫緊の対策課題である。すでにEAS(万引き防止システム/Electronic Article Surveillance)を導入している場合も多いが、店舗の入り口に威圧感のゲート式アンテナを設置することを望まない業種も少なくなかった。

 また、万引き防止といった用途だけにとどまらず、RFIDを使った商品管理、在庫管理といった使い方も想定しており、小売業の業務効率化などにも貢献する製品だといえる。
《防犯システム取材班/小菅篤》
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