UQ WiMAXの「3日間で3GB」制限、規制時速度や広告表現を見直しへ | RBB TODAY
※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

UQ WiMAXの「3日間で3GB」制限、規制時速度や広告表現を見直しへ

ブロードバンド 回線・サービス
「ギガ放題」の広告イメージ
  • 「ギガ放題」の広告イメージ
  • 通信制限がかかる利用イメージ
  • サイトの掲載ページ
 UQコミュニケーションズは14日、公式サイトにおいて「『3日間で3GB』制限に関する今後の対応について」と題する文章を公開した。代表取締役社長の野坂章雄氏の名前で発表されている。

 同社の「WiMAX 2+サービス」では、「3日間で3GB」を超えた場合、翌日昼ごろから通信速度が大幅に制限される。このこと自体は、2013年10月のサービス開始当時よりアナウンスされていたが(当初予定は1GBだったが、実施時には3GBに拡張)、従来のWiMAXに同種の制限がなかったこと、月間データ量制限なしの「ギガ放題」などを大々的に広告展開したこと、最大速度220Mbpsに比べ制限速度が大幅な規制であったことなどから、「実質的に制限があるのに、“放題”などというのはおかしい」「タイトな制限があるのに、十分に説明せず、動画サービスなどの同時加入を勧めるのは、実状を考えていない」など、ユーザーから批判が出始め、ここ数週間で炎上状態に発展。一部ユーザーからは、広告が詐欺的であるとして、集団訴訟を提起するという話も出ていた。

 すでに、関係省庁や関連企業に問い合わせを行ったユーザーも出ており、今回のUQの発表は、これらの動きに対応した形となっている。

 UQでは、「3日間で3GB」制限の導入経緯を説明するとともに、広告表現については「頂戴したご意見ご要望を真摯に受け止め、今後の広告表現等につきましてはより分かりやすく誤解のない内容に速やかに改善して参ります」と、見直しを行うことを明言した。

 一方、規制そのものについては、「より利便性の高い運用方法を検討して参ります。その準備が整うまで、『3日間で3GB』の方式については従来通りとさせていただきます」とし、規制そのものの撤廃などは行わないとしているが、規制後の通信速度については、「現行よりもさらに速度を上げ、規制後のご不便を緩和する方向で運用していく」と、通信速度アップを検討していることをあきらかにした。
《冨岡晶》
【注目の記事】[PR]

関連ニュース

特集

page top