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nano tech 2014、明日開幕……小さくて大きい技術

ブロードバンド テクノロジー
nano tech 2014ホームページ
  • nano tech 2014ホームページ
  • nano tech 2013 会場風景(写真:ビジネスワイヤ)
 「nano tech 2014 第13回 国際ナノテクノロジー総合展・技術会議」が1月29日から31日まで、東京臨海都心の東京ビッグサイトで開催される。モノづくりの基盤技術となった「ナノテクノロジー」に関する、世界最大の展示会だ。

 nano techはイベントのテーマとして“Life & Green Nanotechnology”を掲げる。2014年の展示規模は600社、800小間。21ヵ国・地域より出展する予定だ。来場者数は同時開催展を含んで4万5000人を想定する。

 主催者関係者は見どころとして「従来は夢だった製品を実現する、安定供給・量産に至ったカーボンナノ粒子」、「燃料電池車1台500万円の壁を壊せるかの鍵となる、省白金技術」、「産業競争力をアップする素材となり得る、超軽量&高強度な不織布」などをあげている。同時開催イベントと合わせて広く市場をカバーし、最先端技術と製品とのビジネスマッチングを意図する。

 nano tech 2014では、「再生医療」から「水素社会」まで、「ライフ&グリーン・ナノテクノロジー」の特別シンポジウムを開催する予定だ。「ライフ」分野では、「再生医療」 「個別化医療」 「イメージング」を取り上げ、ナノテクによって実用化が見えてきたライフサイエンスの最新の研究成果について講演する。「グリーン」分野では、クリーンエネルギーとして期待される「水素」に注目。燃料電池自動車・ステーション、家庭用燃料電池や住宅など、水素社会に迫る。

 ナノテクノロジーは、その技術進化とともに応用分野も拡大を続け、情報通信、エレクトロニクスから、医療・健康、バイオ、環境・エネルギーなど、様々な課題解決のキーとして注目されている。とくに21世紀に入ってからは、地球温暖化や生物多様性保持など環境・エネルギー問題、高齢化社会の中で必要とされる医療分野、食品や化粧品分野などで、技術革新のポテンシャルを期待されている。

nano tech 2014
第13回 国際ナノテクノロジー総合展・技術会議
●日時:1月29日(水)~31日(金)
10時00分~17時00分
●会場:東京ビッグサイト
東4・5・6ホール&会議棟
●主催:nano tech実行委員会
●入場料:3000円
ウェブサイトで事前登録すると無料。
●同時開催:InterAqua、ASTEC、SURTECH、新機能性材料展、Printable Electronics
《高木啓》
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