「子供は泣くさ」 物議醸した“搭乗マナー”問題、つんくや乙武さんの発言に共感の声多数

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さかもと未明の“搭乗マナー”問題に言及した音楽プロデューサーのつんく
  • さかもと未明の“搭乗マナー”問題に言及した音楽プロデューサーのつんく
  • 泣く子と同乗した過去の経験談をつづったつんくのツイート
  • 乙武洋匡さんのブログ
 マンガ家・さかもと未明が搭乗した飛行機で起こしたクレーム騒ぎの一部始終を記した記事を受け、ネット上では現在、同様の場面に遭遇した著名人たちの経験談が注目を集めている。

 話題となっているさかもとの記事については既報の通り。泣き止まない乳児と同じ飛行機に搭乗したさかもとが、その泣き声に耐えられず、航空会社にクレームを入れるまでの一部始終を記すことで「搭乗マナーや機体の工夫について、議論すべき余地はまだまだあるはず」と問題提起したが、ネット上では反対に、さかもとの行為に対する批判の声が殺到していた。

 この記事を受け、ネット上では自身の見解を示す著名人らの声が各方面から上がっている。脳科学者の茂木健一郎氏による「1歳の赤ちゃんのふるまいを、コントロールできると思っている大人がいることが信じられない」とのコメントや、弁護士の落合洋司氏が「気持ちはわかるが赤ちゃんが泣くのは仕方ないのでは。昔から、泣く子と地頭には勝てぬ、いうくらいで」などとTwitterを通じて発言したことは前記事ですでにお伝えした。

 音楽プロデューサーのつんくも、自身の公式Twitterでこの話題について言及した1人。自身もさかもとと同様の場面に遭遇したことがあるというつんくは、「15年前飛行機で離陸から着陸まで泣いてた赤ちゃんのママと目が合った。『すいません。疲れてはるのに居眠り出来なかったでしょ』って。『いえいえ、2時間泣いてたこの子が一番がんばった。エライエライ』って言ったらママさんが涙しはった。今ならこのママさんの涙の意味がわかる。子供は泣くさ」と、経験談をつづるとともに、「うちの女房もすごく気にして子供が泣かないように気を使う。それでも泣く時は泣くしね。公共機関なんで分かち合うしかないよねって言いながら飛行機乗ってます」とつづった。

 また、スポーツライターの乙武洋匡さんも、自身の公式Twitterを通じて「うーん、僕とは相容れないなあ」とコメント。乙武さんもまた、似たような場面に遭遇した経験があり、その当時のエピソードを2006年6月に自身のブログにつづっている。

 いたずら盛りでたしなめても聞かない幼児を連れて搭乗している母親が、周囲の乗客に「すいません、すいません」と謝っている姿を見ながら、乙武さんは幼い子どもを連れた母親の気苦労について思いを巡らせると同時に、分別の付かない小さな子どもたちに「公共の場では、周囲の迷惑にならないように」という大人のルールを強いていることに、「何だか『申し訳ないなあ』と思った」という。大人が快適に過ごすためのルール。そのために、口で言い聞かせ躾けることが可能な年齢に達していない幼児に過度なストレスを強いていることに思い至った乙武さんは、「結局、大人が我慢するか、子どもに我慢させるのか、という話だと思うんです」と選択肢を示すとともに、「これからは、我慢、我慢。我慢というか、その光景をほほえましいと思える大人になりたいな」と、さかもとがとった行動とは相対する考えを示している。

 我慢――。かつて日本人の美徳とされたこの行いが、どうやら今回のさかもとの行動にほんの少し足りなかったようだ。
《花》

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