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スーパーの衣料改革、次の一手は「スパカジ」?

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消費者態度指数の推移(一般世帯、原数値)
  • 消費者態度指数の推移(一般世帯、原数値)
  • トップバリュコレクション
 衣料品業界では、イオンやイトーヨーカ堂、西友など大手スーパーが衣料改革にしのぎを削っている。大手スーパーではプライベートブランドがもてはやされた時期があったが、より消費者ニーズに踏み込んだブランド展開が求められている。

 9日に内閣府が発表した消費者動向調査では一般世帯の消費者態度指数(1月分)は41.1ポイントと7ヵ月ぶりに上昇したが、medibaによる18~34歳の女性を対象とした調査では、オシャレにかける1ヵ月あたりの費用平均は7,121円という結果が出ている。内訳の最多は3,000円未満、次いで5,000円未満で、5,000円未満が半数という結果となった。ファッションへの出費をできるだけ抑えようという意識のなかにも、オシャレに対する高い関心を示す消費者の満足を捉えるための戦略が必要となっているようだ。

 そんななかで登場してきた言葉が、「スーパーでお手頃価格で揃う、オシャレなカジュアルファッション」を意味する“スパカジ”だ。例えば、イオンでは「トップバリュコレクション」を展開する。クリエイティブ・ディレクターにアバクロンビー&フィッチ等のディレクションを行っていた、ジェームス・ウィルキー氏を迎え、品質がトレンドを反映した豊富なラインアップがウリだ。プライムコットンのカットソーが980円、ジャケットなどのアウターも4,000円前後と、全身コーディネートを1万円前後で行うことができるという。

 これらは従来のプライベートブランドと比べ、単一アイテムの販売ではなく、よりコーディネート重視の商品ラインアップをそろえているという点がある。またそのほかの特徴として、SPA方式による低価格な商品提供が可能になるという点もある。
《RBB TODAY》
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