世界のネット接続速度「平均1.8Mbps」、日本は8Mbpsでトップ3入り…アカマイ「インターネットの現状」発表 | RBB TODAY
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世界のネット接続速度「平均1.8Mbps」、日本は8Mbpsでトップ3入り…アカマイ「インターネットの現状」発表

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 アカマイは14日、2010年第2四半期版「インターネットの現状」レポートを発表した。同年第1四半期と同じく、ネット普及率、平均接続速度で日本は世界第3位となった。

 同レポートは「インターネット普及率」「世界各国の平均接続速度」「世界各国の平均最高接続速度」「高速ブロードバンド接続率」「平均接続速度の上位100都市」「モバイル接続」「攻撃トラフィック」などの項目について調査したものとなっている。2010年度第2四半期、アカマイのネットワークに接続する固有のIPアドレス数は、236か国/地域で5億0104万。2010年度第1四半期比2.8%、前年同期比18%の増加だった。第2四半期IPアドレス数の40%近くは、米国/カナダ(約1億3100万件)からのアクセスだった。日本は3位で、約3,483万件、韓国は7位で約1,679万件だった。

 当四半期の世界平均接続速度は、1.8Mbpsで、前四半期比で3.8%、前年同期比で6.1%の上昇を記録した。韓国は、平均接続速度で、今期も世界第1位となる17Mbpsを記録し、前四半期比で38%、前年同期比で47%の上昇を記録した。日本の平均接続速度は、第2位の香港の8.6Mbpsに次ぐ世界第3位の8Mbpsで、前四半期比で2.1%、前年同期比で9.9%の上昇を記録した。

 2010年第2四半期の平均最高接続速度では、韓国が38Mbpsを記録し、前期に引き続き同国が世界第1位の地位を堅持。また、日本の平均最高接続速度は、前四半期比で8.1%、前年同期比で11%増の28Mbpsとなり、前四半期に引き続き世界3位を堅持した。国別での5Mbps以上の高速ブロードバンド接続においては、韓国75%および日本60%が世界ランキングのトップ2を占めた。

 なお攻撃トラフィックについては、2010年第2四半期は、世界200カ国を発生源とする攻撃を観測。発信源は、米国が11%で1位、2位は中国で11%、前3四半期連続で1位だったロシアが10%で3位となった。アジア太平洋地域では、2位中国(11%)、4位台湾(6%)、9位日本(3%)がトップ10に入った。
《冨岡晶》
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