「SNS認知率」、意外と高かった10代でのFacebook認知率?……MMD研究所調べ | RBB TODAY
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「SNS認知率」、意外と高かった10代でのFacebook認知率?……MMD研究所調べ

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ソーシャルメディア及びSNSなどのオンラインサービスの認知度・利用経験(MMD研究所調べ)
  • ソーシャルメディア及びSNSなどのオンラインサービスの認知度・利用経験(MMD研究所調べ)
  • ソーシャルメディア認知率(イーキャリア調べ)
 MMD研究所(モバイルマーケティングデータ研究所)は19日、「ソーシャルメディアおよびSNSなどのオンラインサービスの認知度および利用実態調査」の結果を公開した。調査期間は11月9日~11月16日(8日間)で有効回答は2,130人。

 まず、主要なソーシャルメディアおよびSNSなどのオンラインサービスの認知度について調査したところ、「GREE(97.8%)」「モバゲータウン(97.7%)」「mixi(96.4%)」と、国内3大SNSの認知度がいずれも9割以上であることがわかった。その他のサービスの含む結果では、次いで「Twitter(93.6%)」、僅差で「YouTube(93.0%)」などという結果となっている。ちなみに「Facebook」の認知度はわずか20.9%であった。

 同様に、これらのオンラインサービスの利用経験について調査したところ、利用したことがあると回答したユーザーの割合は「GREE(77.2%)」「YouTube」(76.2%)がともに7割強となっており、次いで「モバゲータウン(64.6%)」「mixi(58.3%)」と、認知度と利用経験ではまったく異なる結果が得られた。

 また、mixi登録者(N=1,131)を対象に、2010年9月6日よりmixiが提供している新しいコミュニケーション機能「mixiチェック」の認知度および利用率について調査したところ、「知っていて、利用したことがある」と回答したmixiユーザーは25.1%、「知っているが利用したことはない」と回答したmixiユーザーは39.1%と、合わせて64.2%のmixiユーザーが「mixiチェック」を知っていると回答している。

 なおソフトバンク・ヒューマンキャピタルが運営する転職サイト「イーキャリア」でも、同種の「SNS認知率」調査を10月末に実施しており、そちらでは、「GREE」(93.0%)、「mixi」「モバゲータウン」(88.8%)、「Twitter」(78.8%)、「Facebook」(14.8%)の認知率、「mixi」(39.9%)、「GREE」(39.4%)、「モバゲータウン」(34.4%)、「Twitter」(19.1%)の利用率となっている。

 今回のMMD研究所の調査は、10代を含んだケータイユーザーが中心であるため、その偏りが反映され、GREEやYouTubeが上位に入ったと推測できる。そうすると気になるのは、Facebookの認知率が上昇している点だ。ビジネス寄りSNSと評されるFacebookだが、その認知は、意外と10代ケータイユーザーでも高いのかもしれず、今後のブレイクには、こういった層の取り込みがカギを握るかもしれない。
《冨岡晶》
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