パソコン通販「フェイス」「ツートップ」のサイトで、顧客情報20万件弱が流出 | RBB TODAY
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パソコン通販「フェイス」「ツートップ」のサイトで、顧客情報20万件弱が流出

エンタープライズ セキュリティ
現在の「フェイス」サイト(画像)
  • 現在の「フェイス」サイト(画像)
  • 現在の「ツートップ」サイト(画像)
 ユニットコムの親会社であるMCJは27日、ユニットコムが運営している「フェイス」Webサーバ(以前に「ツートップ」も使用していたWebサーバ)において、不正アクセスにより、顧客情報が流出していたことを公表した。

 2010年9月13日夜に、一部のクレジットカード会社より、クレジットカード情報が流出した可能性があるとの指摘と調査依頼を受けたという。その後、ユニットコムが調査した結果、2010年9月7日~14日(13日深夜)に、「フェイス」Webサーバに対する不正アクセスを受けていたことが判明し、顧客情報が流失した可能性があることが確認された。

 「フェイス」Webサイトにて、2008年6月26日~2010年8月17日の期間に、クレジットカードを利用した顧客7万4048名分のクレジットカード番号およびクレジットカード有効期限が漏えいした。氏名・住所その他の個人情報は流出した情報に含まれていないとのこと。さらに「ツートップ」Webサイトにて、1999年6月29日~2008年9月10日の期間に、会員登録をした顧客18万74名分の会員ユーザーIDおよびログインパスワードが漏えいした。その他の個人情報、クレジットカード情報は流出した情報に含まれていないとのこと。

 現在、「フェイス」Webサイトでのクレジットカード決済は停止中。また、「ツートップ」Webサイトにおいては、ログイン機能を停止中。流出した可能性があるログインID・パスワードを使用して不正閲覧された形跡は確認されていない。本件の判明後、同社では速やかに警察当局への届出と経済産業省への報告をおこない、また、クレジットカード会社から対応について指導・要請を受け、今回の開示を行ったとのこと。今後は個別に郵便物やメールを発送し、お詫びと事情説明を行う予定としている。なお現在ユニットコムが運営している「パソコン工房」Webサイトおよび現在の「TWOTOP」Webサイトにおいては、顧客情報の外部流出した形跡はないとのこと。
《冨岡晶》
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