日本HP、夏モデルのノートPC販売開始――「HP Pavilion Notebook PC dv6」「HP G62 Notebook PC」

　日本HPは8日、夏モデルとして「HP Pavilion Notebook PC dv6」シリーズの新ラインアップと、「HP G62 Notebook PC」を発表した。dv6シリーズはdv6i、dv6a、dv6pの3種類。dv6i、dv6aは、HP DirectplusとHP Directpartnerでの販売となり、価格はdv6iが70,000円前後～で、dv6aは60,000円前後～。発売日は8日。dv6pとG62は量販店で販売され、価格はdv6pが120,000円前後～、G62が65,000円前後～となる。11日から販売開始となる。

　今回発表された新機種はデザイン性を特徴とした夏モデル。新機種のデザインは「"天然"の素材感」「使い続けたくなる触感」「直観的な操作」をコンセプトとしているという。これら新機種の表面は、春モデルから引き続きHP Imprint加工を採用しているが、光沢が抑えめになったほか、若干凹凸をつくり立体感のあるデザインとなっている。さらに壁紙は、イギリスやアメリカのアーティストによる作品を採用した。直観操作の部分としては、dv6のラインアップはマルチタッチジェスチャー対応のクリックパッドを搭載。G62は大きめのタッチパッドを採用している。さらにWindows OSは従来の32bitから64bitへアップグレード。dv6iにはSSDが採用されるなどしている。

　dv6iの春モデルからの変更点としては、OSがWindows 7 Home PremiumとWindows 7 Professionalが共に64bit版となり、CPUはWindows 7 Professionalが、インテルCore i5-450M／Core i3-350Mを採用。メモリは従来の2GB・4GBに加え8GBも選択できるようになった。またHDDには320GB・500GBに新たに160GB SSDも選択可能となり、グラフィックスはATI Mobility Radeon HD 5650（1G）を備えた。オフィスソフトはOffice Personal 2010／Home＆Businessを搭載している。また書き込み可能なブルーレイ・ディスクドライブが選択可能。カラーは「シャンパンゴールド」「ブラックチェリー」の2色。

　dv6aの夏モデルは、OSのWindows 7 Home Premiumが32bitから64bitになったほか、CPUは新たにAMD Phenom II クワッドコア・プロセッサP920が、メモリが8GB DDR3が新たに選択可能となった。HDDは春モデルは250GB・500GBのラインアップだったが、今回は320GB・500GBとなっている。グラフィックスはUMA／ATI Mobility Radeon HD 5650（1G）。動画再生の際に、コントラスの最適化やインタレース解除などによって粗い動画をシャープにする「くっきり機能」が備えられた。オフィスソフトにはOffice Personal 2010／Home＆Businessを搭載。

　dv6pは、dv6のラインアップの中で唯一量販店で販売されるモデルで、CPUにインテルCore i7-720QM／i5-450Mを搭載。OSはWindows 7 Home Premium 64bit版。一部モデルでタッチ対応ディスプレイやブルーレイ・ディスクドライブを搭載している。グラフィックスはATI Mobility Radeon HD 5650（1G）を採用。

　エントリー機となるG62の夏モデルは、春モデルからのアップグレード版となる。OSのWindows 7 Home Premiumは64bit版を採用、CPUはインテルCore i5-450M／インテルCeleron T3300、グラフィックスはモバイルインテルグラフィックス・メディア・アクセラレータ4500Mを採用している。メモリは2GB DDR3、ストレージは320GB HDD。カラーは春モデルの「ビスコッティ」に新たに「シルバー」が加わった2色。

日本HP、夏モデルのノートPC販売開始――「HP Pavilion Notebook PC dv6」「HP G62 Notebook PC」

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