国内ストレージソフト市場、厳しい状況をサーバー仮想化支援が需要を後押し 〜 IDC Japan調べ
IDCが発行したレポート「国内ストレージソフトウェア市場2009年上半期の分析と2009年〜2013年の予測」(68ページ/630,000円)にてその詳細が報告されている。このレポートは、ストレージソフトウェアのセグメントを、(1)データ保護/リカバリー、(2)ストレージレプリケーション、(3)アーカイブ、(4)ストレージ管理、(5)ストレージデバイス管理、(6)ストレージインフラストラクチャ、(7)ファイルシステム、(8)その他ストレージソフトウェアの8種に分類したうえで、2009年上半期の国内ストレージソフトウェア市場動向について分析を行い、製品セグメント別ベンダーシェア、OS稼働環境別(メインフレーム、Unix、Windows、Linux)ベンダーシェアを集計したものとなっている。 また、2009年から2013年までの市場予測については、これら製品セグメント別、OS稼働環境別に成長の予測を行った。
同レポートによると、2009年上半期の国内ストレージソフトウェアの売上は394億2,400万円で、前年同期比6.7%の減少となった。2009年は経済環境が厳しさを反映し、776億2,200万円、前年比4.7%の減少となる見込み。IDCでは国内ストレージソフトウェア市場の2008年から2013年までの年間平均成長率(CAGR:Compound Annual Growth Rate)を2.4%、2013年の市場規模を918億円と予測した。
ストレージソフトウェア市場について、2008年は経済不況の影響が比較的少なかったが、2009年上半期に急速に市場が縮小した。これはストレージハードウェア売上の不振から受けた影響が大きいとのこと。2009年上半期の国内ディスクストレージシステム売上(外付型と内蔵型のハードウェア売上合計)は前年同期比で20%を超える減少となっており、ソフトウェア売上が単独でプラス成長を保てるレベルではなかった。これまで国内ストレージソフトウェア市場を牽引してきたデータ保護/リカバリーソフトウェアも、前年同期比0.1%減となりプラス成長を保てていない。ただし、相対的に他の製品分野よりも減少幅が小さく、同時期のサーバ出荷台数実績の減少幅がマイナス20%を超えていることを考慮すると、相対的には小幅な減少に留まったと同レポートは評価している。
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