マイクロソフトリサーチ、日本アカデミック界と連携強化 〜 「Mt. Fuji Plan」で数百万ドルを投資
「Mt. Fuji Plan」は、正式名称を「マイクロソフトリサーチ アカデミック連携プログラム」といい、日本のアカデミック界への長期的なコミットメントと投資からなるプログラム。これまでMSRと日本のアカデミック界が、テクノロジ分野で実施してきた連携活動の実績をもとにした取り組みで、共同研究、人材育成、学術交流、ならびにカリキュラム開発を強化するため、3か年計画で展開される予定だ。
共同研究において、日本の研究者は、MSRのCORE連携研究プロジェクト(Collaborative Research Projects)を通して、連携プロジェクトとして可能性のある研究テーマを提案できる。MSRは、ロボット工学から音声や自然言語処理、データ合成からモバイルやクラウド コンピューティングといった最先端のコンピューティングテクノロジの研究を推進するための経済的ならびに技術的支援を、アカデミック界の有力な研究機関に提供するとしている。また人材育成では、グローバル規模のフェローシッププログラムおよびインターンシッププログラムなどを行うとともに、日本の若い研究者が、MSRとの連携のもとに最先端のコンピューティングテクノロジを研究できるような、あらたな機会を設ける方針だ。
さらにMSRは、「マイクロソフトリサーチアカデミック連携プログラム」の一環として、定期的に日本全体のアカデミック界との間に、創造的なアイディア、技術的情報、ならびに研究成果に関する交流を行うための機会を設けるとしている。第一弾として、21世紀コンピューティングコンファレンス(21CCC)を11月4日に慶應義塾大学で、11月6日には京都大学で開催する。大学関係者、業界指導者、研究者、学生など約1,000名を対象に、「3 Screens and 1 Cloud: Rethinking Computing〜コンピューティング新潮流〜」をテーマにコンピューティングのあらたな潮流についての意見交換を行う。カリキュラム開発では、ロボット技術、検索やデータマイニングなどに代表されるコンピュータ科学の新分野をテーマにしたカリキュラムの開発をサポートする。
MSRは、1991年に創設された、マイクロソフトの基礎研究機関。コンピュータサイエンスおよびソフトウェア工学の基礎研究および応用研究を専門とする。
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