【物欲乙女日記(Blu-ray編)Vol.1】乙女3号、ディズニー『ティンカー・ベル』でブルーレイ初体験!
先日、そんな偽ピーター・パンな私に編集部の自他ともに認める“ティンク(ティンカー・ベル)好き”某Tさんが声をかけてきたんです。「『ティンカー・ベル』のブルーレイ&DVDが発売されるから、観てみて〜。ほーんとかわいいんだからー(略)」と、数十分ほど力説してくれたので「それなら!」と、観てみることにしました。
観ましょう、となったところで問題が……。
うちにはブルーレイプレーヤーどころか、DVDプレーヤーもなく、その前にまずテレビがありません。やはは、困ったな〜と思っていたところ、タイミングよく実家の母から電話が。
「ブルーレイレコーダー買っちゃったのよ〜」
何、この震えそうになるくらいの抜群のシンクロ具合。私がひとり暮らしを始めてからというもの、なぜか実家のほうは羽振りがいいようで(私が貧乏神だったのか?)つい最近もテレビを買い換えたばかり。と、言うわけで『ティンカー・ベル』を観るついでに実家に帰ることにしました。
——実家にて。
いや〜、やっぱり実家はいいもんです。ゴロゴロしながらお菓子食べてテレビ観て、寝て。と、いつものパターンを繰り返しそうになり、ハっとしてブルーレイディスクをカバンから取り出し、プレーヤーにセットしました。危なかった。
そもそも、この作品はピーター・パンに出会う前のティンカー・ベルの物語。“ネバーランド”にある妖精の谷“ピクシー・ホロウ”を舞台に、ティンクの誕生秘話が明らかになるそうですね。
私の中ではピーター・パンを困らせる、極度のやきもち焼きという印象しかなかったティンク。「この人が主役になるなんて」と思っていたのですが、昔からディズニーの中でも世界中で愛されてきたキャラクターなんだそうな。そういえば、周りの友人もティンクのシールやらメモ帳やらを使って、授業中に手紙を回してましたわ。
そんなことをブツブツつぶやいていると、作品がスタート。初ブルーレイにドキドキです。
うおおおお、ティンクがCGになっとる! そこからまず驚いてしまってますが、やはり驚くべきは、ブルーレイは格段に映像が美しい! ということでしょう。特に、ティンクの肌は現実離れしているくらいに美しかったり(現実じゃないんだけど)、ネズミなどの動物の毛並みもまさに本物の獣を感じさせます。
何でもリアルすぎるくらいリアルなものだから、画面の向こうで酸素吸って二酸化炭素を吐いて生きているとしか思えない。と言うか、もっと美しいもの吸って生きていると思う。あっちの住人たちは。
それと景色。
“ピクシー・ホロウ”が大変に美しい場所ってのもあるんですが、色とりどりの花びら、川のせせらぎ、夕日が沈むさま、妖精たちが飛ぶ時に振りまく金色の粉。すべてがキラッキラしてます。ちょっくらそっちの世界に行ってもいいですか?(少々現実逃避気味)
ここで、妖精の生まれ方を初めて知ったのですが、メインランドと呼ばれる人間界で生まれた赤ちゃんが初めて笑ったとき、その笑い声で生まれるんだそうです。妖精というのは誕生からして、幸せに満ち満ちているものなんですね〜。
妖精たちの仕事は、自然を季節ごとに美しく変えること。それに伴い、妖精たちはそれぞれ特別な才能を持っています。“才能”を具現化したモノに触れて、合わない“才能”だとホロホロと崩れさったり、なくなってしまうようです。ティンクがなんの興味も持たなかった石斧は、勝手にティンクのもとに近づき、強く光り輝き出したため“もの作り”の才能が認められたのでした。しかも、そんなに光り輝くことなんて、そうないことらしいのです。いわばティンクは“もの作り”のホープとして期待されていたわけです。その時までは。
はじめは、自然を司る妖精たちが使う道具を作ったり、修理を任せられることにワクワクしてしょうがない様子のティンクでしたが、ほかの妖精がメインランドへ春を届けに行けるのに、“もの作り”の妖精である自分は行けないと知ったときの落胆具合ったらありませんでした。
“もの作り”は、はっきり言って地味な仕事です。鍋とかヤカンとかをせっせと作っています。まぁ大事な仕事ではあるのですが。
案の定、ほかの才能が華やかでうらやましくなってしまうティンク。「隣の芝生は青い」とはそーゆーこと言ってんだぞ! ティンク! と、叫びそうになりましたが、わかります、そのキモチ。誰だってそんなふうに思うことはあるんじゃないでしょうか。わかるから叫ぶんだぞ、ティンク。
私もコツコツやるのが苦手なほうなので、花を咲かせたり、クモの巣に水滴をつけたり、そういうアーティスティックなことのほうがやりたいです(超感情移入)。
そして、自然系の妖精・シルバーミストやイリデッサ、フォーン、ロゼッタという友達妖精から仕事を教えてもらって、才能に取り替えようとするのだけど、これがうまく行かない。
失敗を連発するうえに、自分の仕事を怠るティンクは強情炸裂。仲間に迷惑をかけまくります。でも、そんなところに親しみが持てます。
そんな中、ほかの妖精たちの春の準備を台無しにする大事件を起こしてしまいます。
しかし、ネジやゴム手袋といったメインランドからの“迷いもの”で、道具を発明する才能はピカイチな彼女。そこからは、腕の見せどころなわけで。
気づいたら見事にティンクに骨抜きにされてましたよ。ピーター・パンでは動作や表情でしか、読みとれなかったティンクが声を出して笑ったりしゃべったりしているわけですから。
最後のほうに、ピーター・パンに出てくる重要なあの人も登場します。ここでちょっとつながってたのか! という感じで嬉しくなります。
妖精の世界とはいえ、まるで人間世界の縮図を見ているようだし、子どもも、普通の大人も、ピータ・パンシンドロームの大人も非常に楽しめる作品じゃないかと思います。これがあと3作続くということは、さらに壮大な物語になっていきそうですね。
これを機にぜひともブルーレイレコーダーを購入したいと切に思いました(その前にテレビか?)。
(c) Disney.
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