OKI、毎秒160ギガビットデータの超長距離伝送に世界で初めて成功〜地球の裏側まで大容量データ伝送が可能に
独立行政法人 情報通信研究機構(NICT)による共同利用施設であるJGNII(Japan Gigabit Network II)光テストベッドを利用して行われたもので、OKIは、本研究をNICTからの委託研究「λユーティリティ技術の研究開発」の一環として行っていた。
一般に、光通信では、50km〜100km間隔で光増幅器を設置する光信号強度再生中継伝送が行われており、今回の実験成果によって、全国(約3,000km)はもとより、地球の裏側(約20,000km)にも毎秒160ギガビットデータの伝送が可能になるとのこと。OKIが開発した「光3R再生中継装置」は、従来の光増幅中継機能(Re-amplification)に、光信号の波形歪を除去する波形整形機能(Re-shaping)と時間揺らぎを抑圧するタイミング再生機能(Re-timing)を加えた特殊な光中継技術を用い、理論的には毎秒200ギガビットを超える信号処理速度が実現できる。また、光3R再生中継装置とともに「偏波モード分散」と呼ばれる、光ファイバーに特有な伝送路特性の変化を自動的に補正する、「偏波モード分散補償装置」も開発されたとのこと。
今後OKIでは、より実用レベルに近い毎秒160ギガビットデータの光3R中継装置の開発に取り組んでいくとのこと。なお今回の研究成果は、3月18日から北九州学術研究都市で開催される(報告日は20日)「電子情報通信学会、総合大会」で報告される。
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