ユーザー主導企画で盛り上がるpixiv——「ピキピキマシン猛レース」に「ピクシブたん」
「pixiv」は、JPEG、GIF、PNG画像のイラストを投稿・閲覧できるSNSで、12日現在、サイト開設から150日ほどでユーザー数は7万人を突破し、イラスト点数は32万点を超えている。これまでも、運営側であるクルークの主導でクリスマス関連のイラストや年賀状の特集などがサイト内イベントとして開催され、1000点を超える特集イラストが投稿されるなどしていた。
このようなサイト主導の企画だけでなく、ユーザーが始めた特集も盛り上がっている。代表的なものは、ファンタジー系のイラストを投稿する「pixivファンタジア」だそうだ。企画スタート20日間で2400点のイラストが投稿されている。これは、想像世界の5つの国の兵士やモンスターを描き、人気ランキングによるポイントで国ごとの勝敗を決めるという企画だ。
学園モノの企画としては「ぴくがく」という企画もスタートしている。こちらも10日間で1000点ものイラストが投稿されている。また、ロールプレイングゲーム、ダンジョン系を意識したものだろうか、地底生物や宝物を描く「PixivUnderGround」や空想マシンでレースをするという「pixipixi(ピキピキ)マシン猛レース」などといったさまざまな企画がユーザー主導で発信されている。
また、「擬人化」も根強い人気がある投稿ジャンルだ。ポケモンのキャラクターを人間のイメージでイラスト化したり、ネットで有名な「OSたん」(XPたん、MEたん、Vistaたんなど、OSを擬人化したキャラクターのコンテンツを作る)に通ずる「ピクシブたん」関連の投稿も多い。「ピクシブたん」は、いまのところ固定キャラクターではなく、ユーザーがそれぞれにイメージでイラスト化しているが、これも面白い現象だ。
これらの企画には、有名なゲームのキャラクターをデザインしたプロのオリジナルキャラクターが投稿されたりもしているそうだ。趣味性の高いイラストが多いが、このようにプロ作品や、プロでなくても完成度の高いイラストも投稿されているので、投稿しない閲覧専門のユーザーも少なくない。閲覧ユーザーがいるということが、投稿者にも一定の緊張感をもたらし、人気ランキングなどの評価システムがイラストのクオリティに貢献しているのだろう。
オリジナルキャラクターなどpixiv発のコンテンツが外部に広がるのもそう遠くはないかもしれない。
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