ウェブルート、11月に発見されたスパイウェア・トップ10ランキングを発表

2006年12月5日(火) 16時14分
 ウェブルート・ソフトウェアは5日、11月中に国内で検知されたスパイウェアのランキングトップ10を発表した。このランキングは、同社のスパイウェア検索ツール「Spy Audit」を利用して集められた最新のスパイウェアの情報で、アドウェア/トロイの木馬/システムモニタという3カテゴリにおけるトップ10が集計されている。

 アドウェア部門では、日本語化されて広まっている「CnsMin」「SystemDoctor 2006」「DriveCleaner 2006」が1位、2位、6位にランクイン。特に、2位と6位のアドウェアについては詐欺的なセキュリティソフトウェアのため、Webを閲覧しているときに偽のセキュリティ警告が表示されても、ユーザーは慎重にそれに対応する必要があると同社ではしている。

 トロイの木馬では、アダルト系サイトで感染する「Trojan-Downloader-Zlob」と「Trojan Hachilem」が1位と2位になっており、このようなサイトでのソフトウェアのインストールは決して行わないように注意が必要だとしている。また、4位になった「Trojan Backdoor FlyYu」は10月に発見されたもので、中国が配布元となっているためアジア地域で検知が多く見られるという。

 システムモニタは、キーロガーやリモートコントロールツールなど、ユーザーのアクティビティを監視するスパイウェアを同社がカテゴライズした名称。これらは、システム管理者が監視のために正規に利用する場合もあるが、監視を知られないようにするために存在を隠す機能がある。このため、インストールをした覚えがないシステムモニタが検知された場合は注意が必要だ、と同社ではしている。

 11月度の各カテゴリー別ランキングは以下のとおり。カッコ内は先月順位および危険度。

●アドウェア
 1位(圏外):CnsMin(やや高い)
 2位(8位):System Doctor 2006(やや高い)
 3位(2位):GAIN - 共通コンポーネント(低い)
 4位(圏外):WhenU SaveNow(低い)
 5位(圏外):180search Assistant/Zango(低い)
 6位(圏外):DriveCleaner(やや高い)
 7位(圏外):SearchTool(やや高い)
 8位(9位):WhenU(低い)
 9位(圏外):TrafficSolution(高い)
 10位(圏外):WhenU Save(低い)

●トロイの木馬
 1位(2位):Trojan-Downloader-Zlob(非常に高い)
 2位(1位):Trojan Hachilem(高い)
 3位(3位):Trojan-Downloader-Ruin(非常に高い)
 4位(圏外):Trojan Backdoor FlyYu(非常に高い)
 5位(圏外):Trojan Downloader Matcash(非常に高い)
 6位(4位):Trojan Agent Winlogonhook(非常に高い)
 7位(圏外):Trojan DNSChanger(非常に高い)
 8位(7位):UkVideo(高い)
 9位(圏外):Lzio(非常に高い)
 10位(圏外):Trojan Rbot(非常に高い)

●システムモニタ
 1位(1位):Sc-Keylog(非常に高い)
 2位(4位):Sword Keylogger(非常に高い)
 3位(圏外):Skin98(非常に高い)
 4位(6位):Win-Spy Monitor(非常に高い)
 5位(圏外):Active Keylogger(非常に高い)
 6位(圏外):ChatWatch(非常に高い)
 7位(圏外):IsMyMateCheatingOnline Pro(非常に高い)
 8位(圏外):Trojan Keylogger Lineage(非常に高い)
 9、10位:該当無し
《村上幸治》
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