TTNet、光ファイバによる高速イーサネットサービス「ペネリンク」の本サービスを4月から開始。1Gbpsが月額108万円で利用可能に | RBB TODAY
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TTNet、光ファイバによる高速イーサネットサービス「ペネリンク」の本サービスを4月から開始。1Gbpsが月額108万円で利用可能に

ブロードバンド 回線・サービス
 東京通信ネットワークは、バックボーンに光ファイバを使用したイーサネットによる広域ネットワークを構築するサービス「ペネリンク」を、4月1日より本サービスとして提供開始するため、総務省に申請したと発表した。

 ペネリンクは、光ファイバ+イーサネットという構成で10Mbps〜1Gbpsの高速通信を提供するもので、サービスメニューには「マルチアクセス」と「専用」が用意されている。

 「専用」は、同一収容局内でファイバの通信を折り返すというもので、10Mbps、100Mbps、1Gbpsの帯域が用意されている。月額基本料は、10Mbpsが156,000円/月、100Mbpsが306,000円/月、1Gbpsが1,080,000円/月。

 「マルチアクセス」は、バックボーンのイーサネット網に接続することで広域の複数拠点間を手頃な値段で接続できるというもので、帯域保証もされている。スイッチによって仮想LANが構築されるため、ユーザからは専用線で構築したイーサネット網のように見える。こちらは10Mbpsと100Mbpsの2種類の帯域が用意されている。月額基本料金は10Mbpsで200,000円/月、100Mbpsで378,000円/月。「専用」よりも高いのは、イーサネット網に接続されるためだ。

 これらのサービスのメリットは高速と低価格にある。TTNetの示した例によれば、東京2拠点、横浜・宇都宮各1拠点を接続するという構成を、同社のATM専用線サービスとペネリンクとで組んだ場合、ATMで月額274.2万円のところが、ペネリンクでは月額162.6万円となり、おおよそ4割のコスト削減が見込めるという。

 4月1日からのサービス開始予定で、サービスエリアは関東全域、山梨県、静岡県富士川以東となっている。なお、このサービスはピーエヌジェイ・コミュニケーションズが全国サービスとして提供することになっており、全国を高速ネットワークでカバーする手段として期待できる。広域のブロードバンドコンテンツ配信などに活躍しそうなサービスといえそうだ。
《RBB TODAY》
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