
株式会社アセンド(本社:東京都新宿区、代表取締役:佐藤 博)は、AI活用の推進に課題を抱える建設業界を対象とした電話業務のDX支援の取り組みとして、東京土建一般労働組合文京支部(所在地:東京都文京区)におけるAIを活用した通話録音・文字起こし・要約サービス「RecACE plus(レックエースプラス)」の採用と活用の成果を発表しました。
東京土建文京支部は、建設業に従事する労働者や一人親方・経営者を支える労働組合です。労働相談から社会保険、建設業許可、独自共済まで幅広い電話相談を、少人数の専従職員で1日20~30件受け付けています。建設現場で働く組合員・一人親方からの相談は、通話中のメモ漏れや「言った・言わない」の行き違いが課題となっていました。
こうした背景を踏まえ、東京土建文京支部は「RecACE plus」を全電話相談業務に採用し、運用を開始しました。職員は普段どおり電話に出るだけで、AIが通話の録音・文字起こし・要約を自動で行い、あとから画面で内容を確認できる体制を整えています。
背景
東京土建一般労働組合は、建設業に従事する労働者・一人親方・経営者を支える労働組合で、現在約11万人の組合員を擁する全国最大の建設労働組合です※。その支部の一つである東京土建文京支部は、労働相談を中心に、健康保険・労働保険・建設業許可・講習資格・独自共済まで、幅広い相談を電話で受け付けています。建設業界は、現場での仕事が中心となる職種柄、AIやデジタルツールの活用が進みにくい業界の一つとされています。組合員・一人親方からの相談電話は1日20~30件、1件あたりの通話も長く、通話中にすべてを漏れなくメモに残すことは困難でした。
特に負担だったのが、書類送付など具体的なやり取りの記録です。記録漏れが「送った・届かない」の行き違いにつながり、「言った・言わない」が発生しやすい状態でした。こうした背景から、少人数体制でも無理なく運用できる、電話対応の記録・証跡管理の仕組みづくりが求められていました。
※全国最大の建設労働組合:東京土建一般労働組合公式サイト「東京土建について」および東京土建文京支部公式サイト「東京土建について」より。
本取り組み内容
選定にあたっては、AIに馴染みがなくても使いこなせるシンプルさ、日々の電話対応に無理なく組み込める運用のしやすさ、負担のないコスト感などが重視されました。特に、自治体での導入実績がウェブで確認できたことが、「自分たちにも使えそうだ」という具体的なイメージにつながりました。「RecACE plus」は、固定電話の通話録音とAIによる文字起こし・要約に対応したサービスです。現在の電話番号や回線を変更せず、工事不要で導入でき、録音データはクラウド上で管理できます。
東京土建文京支部では、2026年6月より、職員が普段どおり電話に出るだけで、AIが録音・文字起こし・要約を自動処理する運用を実施しています。AIへの指示やプロンプト作成といった専門操作は不要で、あとから画面を見るだけで内容を確認できます。
導入後の変化
導入後は、AIによる文字起こし・要約で会話内容を後から確認できるようになり、記録漏れのリスクが大きく低下しました。特に、1日の終わりにAIの要約と文字起こしを見返しながら翌日の段取りを整理する使い方が定着し、録音を最初から聞き直す必要がなくなり、確認時間そのものが短縮されました。「言った・言わない」に起因するやり取りのすれ違いも、体感で半分ほどに減少したといいます。書類送付や手続き依頼など、後から確認が必要な会話も文字起こしでたどれるようになりました。
あわせて、担当者が他の職員の通話状況を文字起こしで把握できるようになり、長引く対応があれば内容を先読みし、終話後にすぐフォローに入れる体制が整いました。
今後にむけて
東京土建文京支部では今後も、少人数で幅広い相談に応える労働組合ならではの業務スタイルに合わせ、「RecACE plus」の活用をさらに深めていく方針です。期待される改善点として、建設業界の専門用語への対応や、話し方・声の大きさに左右されにくい、より安定した文字起こし精度の向上が挙げられています。「メモが追いつかない」「言った・言わないが心配」といった課題に対し、AIは決して縁遠い存在ではありません。東京土建文京支部のように、電話に出るだけでAIが自動で記録を残してくれる形は、AI導入のハードルが高いと感じる業種にとっても参考になる事例です。
株式会社アセンドは今後も、AI活用の推進に課題を抱える業界の現場に対して、電話業務のDX支援を提供し、業務の効率化と記録・証跡管理の高度化を支援してまいります。
本導入成果の詳細
本件の詳細は、「RecACE plus」サービスサイト内の導入事例よりご覧いただけます。https://lp.rec-ace.com/case/doken-bunkyo.html
「RecACE plus(レックエースプラス)」について
「RecACE plus」は、株式会社アセンドが提供する、固定電話向けに通話録音・AI文字起こし・AI要約を行うクラウドサービスです。通話内容の証跡保全と応対品質の標準化を支援し、近年義務化が進むカスタマーハラスメント対策や「言った・言わない」トラブルの防止策としても活用されています。
録音データはクラウド上で管理され、PC・スマートフォンから確認可能。既存の電話番号・回線を変更せず導入でき、小売業、士業、医療機関、自治体、不動産・管理会社、運送・物流業、教育機関など幅広い業界で活用されています。
また、2026年には、社用携帯電話やスマートフォンの通話を対象とした新サービス「RecACE plus for Mobile(レックエースプラス・フォー・モバイル)」の提供も開始しました。外出先や移動中で記録・共有が後回しになりがちな携帯電話の通話についても、自動録音からAIによる文字起こし・要約・分類までを一元管理できるようにすることで、固定電話だけでなく社外での通話も含めた記録の標準化を支援しています。
- サービスサイト:https://lp.rec-ace.com/
- 「RecACE plus for Mobile」サービスページ:https://lp.rec-ace.com/mobile.html
事業主体について
株式会社アセンド
- 所在地:東京都新宿区西新宿1-21-1 明宝ビル5F- 代表者:代表取締役 佐藤 博
- 事業内容:音声・電話に関連したAIシステム開発および電話DXソリューションの提供、CTI/CRM/SFAの自社開発・提供、コールセンター構築支援、選挙情勢調査事業
- 企業HP:https://www.ascend-corp.co.jp/
導入先情報
- 団体名:東京土建一般労働組合文京支部- 所在地:東京都文京区千駄木2-23-7
- 事業内容:建設業に従事する労働者・一人親方・経営者を支援する労働組合。労働相談、社会保険・労働保険、建設業許可、講習資格、独自共済の受付など
- 企業HP:https://doken-bunkyo.jp/
本件に関するお問い合わせ先
本件に関するお問い合わせは、以下よりお願い致します。
- 株式会社アセンドhttps://www.ascend-corp.co.jp/contact/
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