
企業研修・eラーニング・通信教育など、人材育成の総合支援を手がける株式会社日本能率協会マネジメントセンター(JMAM)様。1年以上前から続けてきたSEO記事の量産に加え、2026年からAI検索対策を本格化しています。検索AI機能内の表示回数で「EQとは」がサイト1位を獲得し、表示回数シェアも19.9%→22.5%に上昇。成果が実測データとして見え始めています。今回はマーケティング部の野口様にお話を伺いました。
AI検索対策に取り組まれた背景を教えてください。
弊社ではもともとSEO対策を重点的に進めていて、一定の手応えも感じていました。課題だったのは、コラム記事を量産していくためのリソースです。戦略的にキーワードを選定して構成を考え、執筆自体はパートナーさんにお願いできたとしても、弊社の考えをインプットして確認する工程にどうしても工数がかかり、スピード感を持って量産できない状態が続いていました。
そんななか1年以上前からTechSuiteさんにSEO記事の量産をご支援いただき、数字にも着実に表れ始めていました。ところがこの1年で状況が大きく変わりました。サイトの流入数は年々伸びていたのですが、ちょうど1年ぐらい前から約20%ほど減少に転じたんです。AI Overviewsが出てきて、個人の皆さんのAI利用もどんどん進むなかで、ウェブの検索行動そのものが変わってきているのを、大きな危機感とともに感じていました。
一方で、情報収集のライトな訪問が減ったことで、CVRは高くなりました。
ライトなお客様の情報収集経路としての流入は減っていくかもしれませんが、しっかり弊社を検討してくださるお客様の流入は引き続きキャッチしていきたい。そう考えたときに、AI検索対策の重要性は今後ますます高まると考えました。
早い段階からAI検索対策に踏み出せた理由を教えていただけますか。
TechSuiteさんの顧客のなかでも、かなり早いタイミングでの着手だったと伺っています。当時はまだAI検索からの直接の購買は数%でしたが、弊社のマーケティング部は「今すぐ取り組まないと手遅れになる」という意識をメンバー全員が持っていました。これからAIの時代になっていくことは間違いないという認識で、社内でも合意を得るのは難しくなかったですね。
特に大きかったのは、検索行動の変化を数字で実感できたことです。弊社への流入の約9割はコラム経由の検索流入なので、記事の成果指標として検索1位や強調スニペットへの表示は細かく追っていました。AI Overviewsが始まってから、強調スニペットがAI回答に置き換わるようになり、表示されていてもクリック数が伸びない--従来のSEOの作り方と実際の成果の間のギャップが、数字としてはっきり見えるようになったんです。
AIとの壁打ちで企業が選ばれる時代がすぐそこまできており、AIに適切に認知され、勧めてもらえなければ検討の土俵ににすらのれなくなる--そうした購買行動の転換期だという認識を強く持っており、AIにも対応しつつ、SEOとして検索エンジンからも評価される記事制作はどうあるべきか。その模索のなかでTechSuiteさんにご相談するようになりました。無料セミナーや知見のある方への相談など、情報収集も早い段階から進めていました。
TechSuiteに依頼を決めた理由を教えてください。
複数社にご相談したなかで、決め手になったのは「SEO記事制作とAI対策施策を分断しない」ことでした。TechSuiteさんには、両者を一体で考えて、企画から提案、実際に手を動かすところまで一貫してご支援いただける点を評価しています。
弊社では、長年企業の人材育成をご支援してきたノウハウがあるので、自分たちの考えを発信していきたいという思いがあります。「ただ量産された記事」では十分に有益な情報提供だとは言えないですし、SEO対策の観点でもオリジナリティのある発信をすることは重要であると考えていました。そのなかでTechSuiteさんの提案書は、弊社の考えをヒアリングしてくださり、そのうえで必要なキーワードの強度・特性まで踏まえた具体的な内容でした。さらに、SEOの施策だけでなく、AIとしての運用や原稿獲得を見据えたロードマップを初期段階で提示いただいたことも、決め手のひとつです。
1年以上のSEO支援のなかで培われた信頼もあります。単にSEO対策記事を作成するだけでなく、どうしたら社内の工数を削減しながら効率的に運用できるかという視点でご支援いただいていました。月次定例やSlackでの密な情報共有で相互理解を深めながら進められることも、継続してお願いしている理由です。
初期包括レポートをご覧になった感想はいかがでしたか。
短期間で仕上げていただいたレポートでしたが、具体的な打ち手がここまで可視化されていたことには驚きと感謝がありました。ただ、打ち手が見えた反面、焦りも感じたのが正直なところです。
レポートで特に大きかったのは、AIが弊社と類似する名称の別団体を混同して回答する事例が、実データで確認されたことでした。コンテンツをきちんと精査しないと、自社が正しく認知されないどころか、誤情報が拡散されるリスクがある。緊急度の高い課題だと認識できたのは、大きな収穫でした。
あわせて、AI検索対策の本質も理解できました。AI対策は何か特別な飛び道具があるわけではなく、コンテンツの質を高める地道な活動を続けながら、土台となる技術的な修正を同時に進め、外部評価も獲得していく--技術・コンテンツ・外部評価の三位一体で取り組むべきものだと、レポートを通じて実感しました。次の一手を具体的に示していただけたので、自分たちだけで考えるよりも早く前進できています。
取り組みを始めてから、社内やお客様の反応に変化はありましたか?
Googleアナリティクスで流入元を見ていると、AIのリファラが少しずつ増えている感触があります。まだ全体からすると直接のリファラの影響は小さいのですが、ChatGPTで紹介されてリンクをクリックしたときにだけリファラに反映されるので、見えているのは一部だと考えています。AIに紹介されたお客様は、そのままクリックするのではなく、社名で検索して複数社を調べ直すケースも多いと想定しています。社名検索の動向にも成果が見えてくると良いなと思っています。
検索AI機能内の表示でも成果が出ています。「EQとは」という記事が、サイト全体のなかで表示回数1位(2026年7月)を獲得しました。この記事はTechSuiteさんに制作いただいたもので、公開後すぐに社内でも一番の獲得コンテンツになっていました。6月から7月にかけてサイト全体の表示回数が約14%減るなかでも、TechSuiteさんに制作いただいた記事はほとんど下がらず、表示回数のシェアは19.9%から22.5%に上昇しています。AI検索の視点を前提に作った記事が効いてきているのだと思います。
こうしたリファラでは測りきれない影響を可視化するため、お問い合わせフォームに「何で知っていただきましたか」の選択肢として「AI検索」を追加する準備も進めています。

今後の目標を教えてください。
今期は管理職育成でのファースト想起(第一想起)獲得を目指しています。特に、管理職を数年経験されて部長を目指す方、部長になって経営視点を持っていく方--部長前後のミドルマネジメントの育成が、事業推進の鍵になると弊社は考えています。まだそこにしっかり着手できていないという課題感を持っているお客様が多いので、AIにまず弊社を想起してもらえる状態をつくっていきたいです。
そのために自社発信だけでなく、対外的な露出も強化しています。2026年6月には、AI時代の管理職のあり方をテーマにNewsPicksへ動画出演しました。今後も、これからの時代に求められるリーダーをどう育成するかというテーマで、セミナーやイベントを自社でも開催していく予定です。
これからAI検索対策に取り組む企業様へのメッセージ
まず現状把握から始めることをお勧めしたいです。AI検索対策は、飛び道具のように何かができるイメージを持たれがちですが、自社がAIにどう引用・言及されているか、競合はどうか、差はどれくらいあるか--まずは数字で見ないと、急ぐべきかや施策の優先順位は立てられません。弊社も現状を確かめたことで、内部技術の修正が必要なこと、コンテンツの質を高めて量産すべきこと、外部評価を獲得すべきことという優先順位が明確になりました。
特に人材育成のように、お客様がAIと対話しながら検討して、リードタイムが長く、専門性の高いジャンルでは、信頼できる情報源としてAIに認識され、AIからお客様に情報を届けてもらうことが、そのまま競合優位性につながっていくと思います。お客様の検索動向やキーワード動向の小さな変化に敏感でいること、そして早く動くこと。正解のないAI対策だからこそ、そこで優位に立てる領域なのだと思います。
株式会社日本能率協会マネジメントセンターについて
1942年創立の一般社団法人日本能率協会(JMA)から1991年に分社化し、設立。「成長に、寄り添う。」をパーパスとして掲げ、研修や通信教育等による人材育成支援と、ビジネス書や資格書、教育書などの出版を柱とした「学びのデザイン事業」、NOLTYブランドを中心に手帳等を扱う「時間〈とき〉デザイン事業」の二つを事業ドメインとして展開しています。
人材育成支援事業では、研修プログラム、人材アセスメント、eラーニングなどを提供し、新入社員教育から経営層教育、製造業、ダイバーシティ、DX、研究開発まで幅広い領域で企業の人材育成をサポートしています。
公式サイト: https://www.jmam.co.jp/
AI検索パートナーズについて
TechSuite株式会社が提供するAI検索対策サービスです。ChatGPT・Copilot・Google AI Overviews・Perplexity・Gemini・Claudeなど、各AIがどのように貴社を紹介しているかを実測データで可視化し、AI検索時代に「選ばれる」状態をつくります。
AI検索パートナーズの5つの支援メニュー
- 戦略策定(現状把握・競合分析・ターゲット設計)
- 内部コンテンツ(AIに引用される記事制作・構造化データ)
- 内部技術(クローラビリティ・E-E-A-T・技術的改善)
- 外部評価(被引用ドメインの獲得・権威性の向上)
- オウンドメディア立上げ(AI時代のメディア構築)
サービス紹介: https://ai-search.techsuite.co.jp/
TechSuite株式会社について
「AI時代のマーケティングを、データと実装でリードする」を掲げ、AI検索パートナーズ/バクヤスAI記事代行/メディア構築/AIスカウトくんなど、AIを活用したマーケティング支援サービスを提供しています。
公式サイト: https://techsuite.co.jp/
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