
背景と課題
朝雲新聞は、1952年に警察予備隊共済組合の機関紙として創刊され、自衛隊員にとって重要な情報源として機能してきました。しかし、離島や海外、長期間の航行など、紙の新聞では情報を届けられない状況が多くありました。従来のデジタル版運用では、サイトシステムが古く対応可能な人員が限定されるため、労務負担が大きく、タイムリーな情報発信ができていませんでした。これらの課題を解決するため、デジタル版の抜本的なリニューアルが決定されました。
リニューアルの特徴
TONICHIは、昨年夏より「TONICHI MediaGate構想」を掲げ、デジタル部門の強化を進めていました。Wix Studioの研修導入やデジタル担当スタッフの増員により、WordPressに加えWix Studioでの制作にも対応可能になり、メディア企業の多様なニーズに応える体制が整いました。制作にあたっては、毎日新聞のデジタル版運用見学会を事前に実施し、大型メディアサイト運用の知見を高めました。新聞制作の現場では初稿から校了まで多くの変更が生じますが、朝雲新聞社はTONICHIの新聞制作・印刷サービスを利用しており、原稿入稿から印刷まで全工程を同社内で完結させています。この一貫した体制を活かし、新聞印刷用データから原稿テキストを抽出してデジタル版に提供することで、初稿との差分を気にせずページ作成ができる仕組みを構築しました。
運用効率の向上
新サイト公開後、デジタル版の更新は担当者数名で実施可能になりました。CMSの導入により作業難度が低下し、対応可能な人員が増え、労務負担と速報性の課題が解決されています。記事更新業務の効率化により、自衛隊員に対してより迅速で正確な情報提供が可能になりました。TONICHIは、紙面制作・印刷・デジタル化を一貫して対応できる強みを活かし、メディア企業の課題解決をサポートしていきます。
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