
■ベストセラー『祖母姫、ロンドンへ行く!』の著者がお届けする、人生の旅のような食エッセイ
家族、友達、作家としてもっとも影響を受けた人、イギリスで出会った個性的な店主たち、二度と会えない人……。食べるのも、作るのも大好きな作家が、思い出の人と食の記憶を描きとめた、人生の旅のようなエッセイ。レシピと、著者自ら自宅で調理した写真も収録しています。
お正月のうどんすき、クリスマスのロースト・チキン、母のシチュー、父の最後の晩餐、菜の花畑みたいなお弁当、トーマスさんのフィッシュ&チップス、「ナイショ」の調味料を使った黒豆、しゅわしゅわの喜び……、本書を読みながら、自分自身の大切な食の思い出もよみがえる一冊です。
刊行にあたり、ぼる塾・田辺智加さんから推薦の言葉をいただきました。
「誰と何を食べた、という記憶はとても大切な想い出です。
美味しい、楽しい、甘酸っぱい、辛い……いろんな感情が蘇ります。
あれ? これ私の思い出? と思うような話もあり、
なつかしさで不意に涙してしまいました。」
笑いあり涙あり……そして美味しいものが食べたくなる……!そんな本書を味わってください。

(C)︎川しまゆうこ
■「はじめに」より
“誰かの思い出話をきっかけに、ずっと忘れていた自分の記憶が甦るという経験をしたのは、私だけでありますまい。私の思い出に触れることで、読者の方々の心の奥底で、ご自分の古い記憶が共鳴し、再び小さな輝きを放ち始めたら、それは何より嬉しいことです。”
■主な内容
美々卯のうどんすき/母のシチュー/見知らぬ「そっくり」さん/お子様ランチよ、永遠なれ/ブライトンの、なじみの店たち/赤い赤いゼリー/父の幼なじみと、握り寿司/刻んで、刻んで。/おやつの話/みんなで食べた、お正月料理/春はあけぼ…… いえ、たけのこ!/しゅわしゅわの喜び/父と、最後の晩餐/クリスマスの魔法 他
■書籍情報
『あの人と、あのとき、食べた。』
四六判上製/272ページ/本体価格1,600円+税
ISBN 978-4-576-25111-0
https://www.futami.co.jp/book/6299
■著者プロフィール
椹野道流(ふしの・みちる)
作家。監察医。1997年、『奇談シリーズ』(講談社ホワイトハート文庫)でデビュー。
『最後の晩ごはん』(角川文庫)、『時をかける眼鏡』(集英社オレンジ文庫)、『男ふたりで
12ヶ月ごはん』(プランタン出版)など小説を数多く執筆。
2023年4月に初エッセイ『祖母姫、ロンドンへ行く!』(小学館)を発行、ベストセラーとなる。
フォトエッセイ『ちびすけmeets おおきい猫さんたち』『ちびすけloves おおきい猫さんたち』も好評発売中。一人暮らしの自炊を愉快なものにするため、最近は調理家電に凝っている。
共に暮らす猫は6匹。猫屋敷の執事業で多忙。
■刊行記念イベント開催
東京2店舗、兵庫・神戸三宮1店舗で開催いたします。
◎11月24日(月祝)ジュンク堂書店池袋本店 トーク&サイン会
会場参加チケット:完売 オンライン視聴チケット販売中
https://onlineservice.maruzenjunkudo.co.jp/products/j70019-251124
◎12月6日(土)ジュンク堂書店三宮店 サイン会
https://honto.jp/store/news/detail_041000123324.html
◎12月14日(日)大盛堂書店 トーク&サイン会
会場参加抽選券:締切
https://taiseido.co.jp/event20251214.html
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