
デザインおよびソフトウェア開発を行うリアルト合同会社(所在地:東京都町田市、代表:國安 智人)は、見守る側の「精神的な負担」と、見守られる側の「操作負担・監視感」を同時に解消するスマートフォンアプリ『Lilogg(リロッグ)』を、本日より正式にリリースいたしました。
Liloggは、アプリ画面を「アドミン(見守る人)」と「見守られる人」で意図的に異なる設計とすることで、高齢者や年少者に見守り操作を依頼する手間を不要としました。詳細な動態・温度センサーのデータを活用し、「場所」だけでなく「状態」の変化を通知。家族のプライバシーを尊重した「さりげない見守り」を提供します。
1. 開発背景:操作負担と監視感が招く家族の負担
従来のスマート見守りサービスは、見守られる側にも頻繁なアプリ操作や設定変更を求めたり、常に位置情報が共有されることによる心理的抵抗感を生じさせたりする課題がありました。Liloggは、この「操作負担」と「監視感」が家族の負担を生む原因と捉え、「見守られる側は招待を受けてインストールするだけ。その後は基本的に操作を依頼しない」という設計思想を徹底しました。これにより、高齢者や年少者のいるご家庭でも、ストレスなく導入・継続利用が可能です。
2. 『Lilogg』の核となる差別化要素(詳細機能)
Liloggのユニークな機能は、「見守られる人の負担軽減」と「詳細な状態把握」の両立を実現します。

管理者(アドミン)と見守り対象の方の画面がそもそも異なります。

アドミンは見守り対象の方の所在地や動態が閲覧できます。

アドミンとの距離、充電状態、画面on/offやスマホの落下も感知するなど、定期的なバージョンアップを行なっています。

3.利用シーン例:Liloggが解消する具体的な不安
Liloggは、多機能なセンサーと独自の設計により、ターゲット層が抱える具体的な不安を解消します。【ケース1:離れて暮らす高齢の親の見守り】
- 親(アドミン)側の不安: 「心配だからといって頻繁に電話するのは気が引ける」「見守られる側(高齢者)にアプリ操作を依頼する負担をかけたくない」- Liloggによる解決: 親御様はインストールするだけで操作は不要。見守る側は、「いつも通り起床後には端末が動き出した」「昨晩から充電されていない」といった生活リズムの変化やバッテリー低下を通知で把握。安否確認のための不必要な連絡を減らせます。
【ケース2:初めてスマホを持った子どもの見守り】
- 親の不安: 「常に居場所を監視するのは避けたいが、塾からの帰宅が遅いと心配」「スマホが壊れていないか気になる」- Liloggによる解決: アドミンとの距離の通知タイミングなどがカスタマイズできます。また、子どもの端末の温度や動体の情報を確認できるため、端末の異常や、端末の落下などの激しい動きがあった場合に素早く気づくことができます。
【ケース3:中高生からの「さりげない迎えの合図」】
- 子どもの心理: 「親にメッセージ入力して連絡するのは面倒だが、今すぐ迎えに来てほしい」- Liloggによる解決: Liloggの動体管理機能(特許出願中)を利用し、「端末を激しく数回振る」などの動作を「迎えに来てほしい」というサイレントメッセージとすることも可能。子どもは画面操作なしで親に合図を送れ、親はGPS情報と共に通知を受け取れるため、中高生世代の自立心と利便性に配慮した新しいコミュニケーションを実現します。
【ケース4:事業会社での「複数メンバーの状態管理」】
- 管理者の課題: 「外回りの営業や訪問スタッフの安否や休憩状態、現場への到着状況を把握したいが、頻繁な報告は負担になる」- Liloggによる解決: 管理者(アドミン)は、現場スタッフを見守り対象として一括登録できます。スタッフはアプリ操作が不要なため、現場作業に集中できます。管理者は「リアルタイムの位置情報」「端末の静止状態(休憩中か作業中か)」「端末温度」などの詳細データを一元把握できます。これは、単なる行動管理ではなく、現場への迅速な移動確認や、長時間労働・熱中症リスクの早期察知といった従業員の安全管理(セーフティマネジメント)に役立ちます。

Lilogg(リロッグ)のユーザー層と機能の概要図です
4. 今後の展望
Liloggは、この「負担ゼロ設計」の優位性を活かし、まずは多くのお子様や高齢者のご家庭への普及を加速させ、家族の安心を支えるアプリとなることを目指します。また、サービスをさらに多角的に展開していくため、自治体や高齢者施設、その他見守り関連サービスを提供されている企業様からの連携や協業のご提案も積極的に検討してまいります。営業代行や販売代理など、弊社のユニークなサービスを共に広めてくださるパートナー様からのご連絡も歓迎いたします。
ユーザー様の声をもとに、さらなる機能追加・改善を進めながら、安心できる社会の実現に向けて積極的に取り組んでまいります。
5. アプリ概要


Liloggのロゴ
アプリの名称はLife(ライフ) + Log(ログ)という人生のログを取得するという意味でLilogg(リロッグ)と名付けられました。
アプリのロゴには、ハートを抱えるカエル(リロ)を採用。
位置情報アイコンをモチーフにしています。
6. 会社概要・お問い合わせ先
リアルト合同会社
本社:〒195-0074 東京都町田市山崎町685-17
代表者:國安 智人
設立:2017年12月
URL:http://rialtoweb.com
事業内容:デザインおよびソフトウェア開発
本件に関するお問い合わせ(事業連携・広報): info@lilogg.app
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