株式会社WHERE(本社:東京都、代表取締役:阿久津 岳生、以下「WHERE」)は、不動産実務者が現地や移動中でも「候補地探索・管理」「登記情報取得」「地権者アプローチ」をスムーズに行える『WHERE』のモバイル版をリリースいたしました。
『WHERE』は衛星データとAIを活用し、効率的かつスピーディに土地を探索できる不動産AIツールとして、多くのディベロッパーや不動産仲介業者に導入されています。今回新たに提供を開始するモバイル版では、外出先でもスマートフォンやタブレットを使用し現場業務を完結できる環境を実現しました。
本リリースにより、不動産実務者は外出先や移動中・現場でも『WHERE』上で不動産の探索や登記情報の取得ができるようになり、現場での意思決定スピードと営業効率の向上が期待されます。

開発背景
不動産業界では依然として、仲介業者に依存した限定的な用地仕入れや、候補地リストの作成・地権者情報の取得に多大な時間と労力を要するなど、構造的・人的な課題が根強く残っています。
こうした課題に対し、私たちが提供する『WHERE』は、衛星データとAIを活用することで効率的かつスピーディな土地探索を実現し、地権者と直接つながることを可能にしたサービスとして、ディベロッパーや不動産仲介業者を中心に多くの企業様にご活用いただいてきました。
一方で、「外出先」「移動中」「現地」などのフィールド業務において、スムーズに情報へアクセスしたいというニーズが高まっています。従来の『WHERE』は主にPCブラウザでの利用を前提としていたため、現場や移動時の業務には十分に最適化されていないという課題がありました。導入企業様からも、「移動中や現地で地権者情報を確認したい」「PCを持たずに『WHERE』を使いたい」といったご要望を多数いただいておりました。

こうした声を受け、このたび『WHERE』はスマートフォンやタブレットなど手元の端末に最適化された「モバイル版」を開発いたしました。
これにより、外出先でも手元のデバイスから候補地情報の確認、地権者情報の取得などをシームレスに行うことが可能となり、現場での意思決定スピードと業務効率を一層高めることができます。
主な新機能
1. マップ上でのリアルタイム現在地取得

デバイスの移動に合わせて現在地が自動で追従。スマートフォン1台で現地調査を行う際に便利な機能です。
2. セルフ探索・登記情報の取得

モバイル版でもマップ上でのセルフ探索や登記情報の取得が可能に。気になる不動産を見つけ次第、その場で必要な情報を把握でき、地権者への迅速なアプローチを支援します。
3. マップ上のレイヤー表示

筆界や用途地域などをマップ上にレイヤーとして重ねて表示しながら探索が可能。移動中などのスキマ時間も有効に活用できます。
期待される効果
「モバイル版」の登場により、不動産実務者は現地で候補地を確認しながら、「現地でのセルフ探索」「所有者情報の取得」といった一連の業務が外出先で完結できるようになり、意思決定のスピード向上と営業効率化が期待されます。
さらにモバイル利用の拡大によって、移動や出張時の時間の有効活用や、現場からの情報資産の蓄積強化も見込まれます。
『WHERE』は今後も、現場業務の課題を解消する新機能の開発を進め、不動産業務のデジタル化を支援してまいります。
会社概要
株式会社WHEREは、「宇宙から地球の不動産市場を変える」というビジョンを掲げる、JAXA発のスタートアップ企業です。創業者の阿久津は、これまでに8社の不動産関連企業を起業・経営してきました。さらなる挑戦として、JAXA宇宙科学研究所内の総合研究大学院大学にて宇宙技術の研究に取り組み、衛星データとAIを活用したオフマーケット探索AI『WHERE』を開発。現在は、行政・民間を問わず多様な業種との連携を広げています。
会社名:株式会社WHERE
本社店所在地:東京都文京区向丘2-3-10
代表者:代表取締役 CEO 阿久津 岳生(あくつ たけお)
会社設立:2022年2月22日
事業内容:地権者とつながる不動産AIツール『WHERE』の開発・販売、宇宙探査機の製造
特徴:衛星データとAIを活用し、不動産の探索から評価・管理・アプローチまで一貫して支援
企業サイト:https://pntwhere.com/
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