- Telenav Inc.とのパートナーシップを通じて、HEREはFireflyユーザーに対し、リアルタイム交通情報を含むシームレスな車載ナビゲーションを提供し、ソフトウェア定義型車両(Software-Defined Vehicle:SDV)としての次世代モビリティ体験を実現上海発 - 位置情報データと技術プラットフォームのグローバルリーダーであるHERE Technologiesは、今月8日にNIOの最新EVブランド「firefly」との協業を発表しました。HEREは、fireflyに対して高精度な地図データおよび位置情報サービスを提供し、電気自動車(EV)および高度運転支援機能 (ADAS)の機能強化を支援します。本提携は、fireflyのインテリジェントEVにおける安全性、効率性、そして全体的な運転体験の向上を目的としています。
fireflyは、都市型モビリティ、スマートコネクティビティ、安全性に重点を置き、プレミアムEV技術をより幅広いユーザー層に届けることを目的とした、NIOの最新サブブランドです。fireflyは、HEREのグローバル地図に含まれる豊富な情報を活用し、コネクテッドナビゲーションやADAS機能を実現します。さらに、HEREの速度制限データを活用し、欧州連合(EU)におけるインテリジェント・スピード・アシスト(ISA)要件への対応も可能となります。
また、HEREがTelenav Inc.と提携して提供する一連の位置情報サービスを通じて、fireflyはEV向けに最適化されたデジタルコックピットおよびナビゲーション体験を実現。リアルタイム交通情報などを含む、シームレスな車載ナビゲーションが可能となります。

NIOグローバル事業開発担当副社長 Chris Chen氏は次のように述べています:
「fireflyを欧州市場に展開するにあたり、グローバルモビリティの複雑性を理解しているパートナーが必要でした。HEREは信頼できるパートナーであり、国際的な安全基準や規制に対応するために必要な高品質な自動車グレードの位置情報技術を提供してくれます。HEREの専門性により、fireflyのドライバーは世界中どこでもシームレスでインテリジェントなモビリティ体験を享受できます」
スマートEV市場の先駆者であるNIOは、2025年第1四半期に42,094台の車両を世界中で納車し、前年同期比40.1%増という成長を記録しました。中国および欧州での強固なプレゼンスを背景に、NIOはインテリジェント電動モビリティの限界を押し広げ続けています。fireflyのローンチは、この成長をさらに加速させ、新たなEVユーザー層へのリーチ拡大を目指します。
HERE Technologies アジア太平洋地域担当シニアバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャー Deon Newmanは次のように述べています:
「HEREは、fireflyを通じたNIOのエコシステム拡大を支援できることを誇りに思います。中国のEVブランドがグローバル展開を進める中、HEREはAIを活用した位置情報インテリジェンスソリューションを提供し、自動車グレードのライブマップにおける世界標準を確立しています。今回の協業は、中国の自動車メーカーの海外展開を支援し、世界クラスの運転体験を提供するというHEREのコミットメントを示すものです」
HEREは中国の自動車業界におけるプレゼンスを強化しており、本提携はグローバルEVリーダーに向けた次世代モビリティソリューションを支える同社の役割を象徴しています。
メディアお問い合わせ先:
Firefly
press@firefly.world
HERE Technologies
Vanessa Lee
+65 9188 6199
Vanessa.lee@here.com
fireflyについて
fireflyは、NIOがグローバルのコンパクトEV市場に向けて展開する新ブランドであり、NIOの製品ポート フォリオを拡充し、効率的な成長を目指します。2024年12月に正式発表されたfireflyは、NIOの10年にわたるプレミアムEV市場での経験を活かし、洗練されたデザイン、安全性、空間性、インテリジェンス、エネルギー効率を兼ね備えたスマートな小型EVを提供します。初のモデル「firefly」はブランド名を冠した 小型高級EVで、都市型ライフスタイルに最適化されています。2025年4月に中国で販売開始後、グローバル市場への展開を予定しています。詳細は、www.firefly.world およびInstagram: firefly.car.をご確認ください。
NIOについて
NIOは2014年11月に設立されたグローバルスマートEV企業で、持続可能で明るい未来の実現を
目指して、高性能なスマートEVと卓越したユーザー体験を提供しています。NIOは、NYSE、HKEX、SGXに上場した初の自動車メーカーであり、現在は「NIO」「ONVO」「firefly」の3ブランドを展開しています。
設立から10年を経て、NIOはプレミアムスマートEV市場のリーディングカンパニーとして、コア技術の研究開発に注力。2024年9月末時点で9,500件以上の特許を取得・申請しています。
また、12の技術領域からなる「NIO Full Stack」を開発しています。
NIOは、上海、合肥、北京、南京、深圳、杭州、武漢、サンノゼ、ミュンヘン、オックスフォード、ベルリン、 ブダペスト、シンガポール、アブダビに研究開発および製造拠点を持ち、中国、ノルウェー、ドイツ、オランダ、 スウェーデン、デンマーク、UAEに販売・サービスネットワークを展開しています。 2024年11月30日時点で、NIOは累計640,426台の車両を納車しており、30万元以上のプレミアムBEV市場においてトップの地位を築いています。詳細はnio.comをご覧ください。
HERE Technologiesについて
HEREは、地図や位置情報技術の分野で40年にわたり先駆的な役割を果たしてきました。現在では、HEREのロケーションプラットフォームは業界で最も充実したものとして評価されており、世界中の企業や団体が、位置情報を活用した製品やサービス、カスタムマップの提供に活用しています。自動運転やスムーズな物流、新しいモビリティ体験など、HEREはパートナーやお客様が自社のデータをしっかりと管理しながら、安心してイノベーションを進められるようサポートしています。HEREがどのように世界の前進を支えているのか、ぜひhere.comでご確認ください。
1 NIO Inc. Reports Unaudited First Quarter 2025 Financial Results | NIO Inc.
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