株式会社ライズ・スクウェア(大阪府八尾市、代表取締役:馬場栄和)は、既婚男女500人を対象に「結婚生活でイラッとする生活習慣の違いに関する意識調査」を実施し、そのデータをランキング化しました。
結婚生活を送る中で、意外とストレスになるのが「生活習慣の違い」。結婚当初はあまり気にならなかった配偶者の行動が、いつの間にかイライラの火種になっていた、なんてこともあるのではないでしょうか。
そこで今回、株式会社ライズ・スクウェア( https://www.rise-square.jp/ )運営の「特定技能外国人の採用サポート( https://rs-webmedia.com/ )」は、既婚男女500人に「結婚生活でイラッとする生活習慣の違いについてアンケート調査を実施。その結果をランキング形式でまとめました。
調査結果に対して、カップルセラピー専門機関「COBEYA」( https://cobeya.jp/ )マネージャーの坂崎崇正氏よりご考察いただいております。
※データの引用・転載時のお願い
本リリースの調査結果・画像をご利用いただく際は、引用元として「ライズ・スクウェアの特定技能外国人の採用サポート」の公式サイトURL( https://rs-webmedia.com/ )へのリンク設置をお願い致します。
【調査概要】
調査対象:既婚者
調査期間:2025年4月18日~23日
調査機関:自社調査
調査方法:インターネットによる任意回答
有効回答数:500人(女性379人/男性121人)
回答者の年代:20代 14.6%/30代 43.4%/40代 23.8%/50代 14.0%/60代以上 4.2%
【調査結果サマリー】
・結婚生活で配偶者との生活習慣の違いにイラッとすることがある人は91.0%
・結婚生活でイラッとする生活習慣の違い1位は「片付けをしない」
・生活習慣の違いで配偶者にイラッとしたときの対応1位は「注意する」
結婚生活で配偶者との生活習慣の違いにイラッとすることがある人は91.0%

既婚男女500人に「結婚生活で配偶者との生活習慣の違いにイラッとすることがあるか」を聞いたところ、「ある」と回答した人が「かなり(30.6%)」「少し(60.4%)」を合わせて91.0%となりました。結婚生活では、「配偶者との生活習慣の違い」がストレスにつながる可能性が、かなり高いことがわかります。
配偶者は、異なる家庭環境で育ってきた他人です。実家などで長年刷り込まれてきた生活スタイルが大きく異なれば、生活習慣のすり合わせは簡単ではありません。一緒に暮らすことで違いは見えやすくなり、些細なズレでも日々蓄積されていくので、イラッとしやすくなると考えられます。
つまり結婚生活を快適に送るうえでは、「生活習慣の違いによるストレスは、かなりの確率で自分にも起こる」と認識したうえで、相手と調整していく姿勢が大切になるのではないでしょうか。
結婚生活でイラッとする生活習慣の違い1位は「片付けをしない」

結婚生活でイラッとする生活習慣の違いの圧倒的1位は「片付けをしない(20.2%)」でした。
2位「生活リズムが違う(9.6%)」、3位「大きな音を出す(9.4%)」、4位「電気を無駄遣いする(8.4%)」が続きます。
片付けをしない、電気をこまめに消さない、食器をすぐ洗わないなど、配偶者が「何かをしないこと」への不満が多いとわかりました。
つまり「日常生活の中で、自分が当然にやるべきだと考えていること」を相手が怠ると、イラッとしやすいことがわかります。
<1位 片付けをしない>
・食べ終わったものをシンクまで持ってこないで、テーブルに置きっぱなし(20代 女性)
・ものを使って元の位置に戻さないこと。効率や使いやすさを考えながら収納場所を決めているので、次に自分が使うときに元の場所になくて探す羽目になるとイラッとします(30代 女性)
・使ったものを元の場所に戻さない。不要なものをすぐに処分しない(50代 男性)
自分はきちんと片付けをしたいのに、配偶者が片付けをおろそかにしてしまう対応だと、不満がつのります。「自分が使いやすく整えた空間を乱される」「自分ばかり片付けている」と感じるからです。
また片付けがされていないことで、探し物が増えるなどの無駄な労力が発生するので、イラッとすることも増えます。
<2位 生活リズムが違う>
・お風呂に入るタイミングが違う(30代 女性)
・起床時間がとても早く、私が寝ていても気にせずカーテンを開けて朝の洗濯などを始めること。起こされてしまいます(40代 男性)
・私や子どもの生活ペースは関係なしに、好きな時間に寝て好きな時間に起きて、仕事に行く(50代 女性)
具体的には「睡眠や起床」「入浴」「食事」のタイミングがズレることで、ストレスになりやすいとわかりました。自分のペースが崩されてしまうからですね。
また子どもと生活リズムの合わない配偶者だと、育児での協力もしにくくなります。
さらに「寝ている家族がいるのに音を出す」など配慮のない行動があると、イラッとしやすくなると考えられます。「夜勤がある仕事」「シフト制で土日も出勤する」など、生活リズムがズレてしまう夫婦の場合は、音や光の面で相手への配慮が必要です。
<3位 大きな音を出す>
・テレビの音量が大きい(30代 男性)
・生活音が大きいこと。ドアの開け閉めや物を置く音など、何でも丁寧にすれば大きな音はしないはずなのに「バタバタ」「ドンッ」とうるさい(30代 女性)
自宅内に大きな音があると、集中が乱されてしまうことがあり、イラッとしやすくなります。
音を出している本人には自覚がないことも少なくありません。とくに「子どもが小さい」などで音に敏感となっている場合には、ストレスが大きくなりやすいと考えられます。
音に対する感受性には個人差があるという点を理解することが大切です。
<4位 電気を無駄遣いする>
・見ていないのにテレビをつけること(20代 男性)
・電気をつけっぱなしにするのが地味にイラッとする。誰もいない部屋の照明がずっとついてるの見ると、もったいないし「なんで消さないの!?」ってなる(30代 女性)
・服を着たり脱いだりしたらいいだけなのに、すぐに暖房や冷房をつけて、電気代を浪費すること(40代 女性)
とくに「電気やテレビをつけっぱなしにしていてもったいない」という声が多く聞かれました。無駄遣いすることで経済的なロスにつながりますので、気にする人が多いのも納得です。
自分が節約を頑張っているのに、相手が浪費するなど、金銭感覚のズレを感じることにもつながります。
<5位 食器をすぐ洗わない>
・私は料理と並行して片付けをすることで、食後に片付けるものを減らしたい。夫は「後で洗うのだからまとめて洗えばいい」と思うのかマルチタスクが苦手なのか、夫が料理をしたときには洗い物が山盛りに溜まっている(20代 女性)
・食器の洗い物。私はすぐに片付けたいが、相手は翌日までシンクに放置する(30代 女性)
・洗い物をすぐにせず、次の食事の準備まで置いておく(50代 男性)
食後に食器をすぐに洗わないことで、「衛生面で不快にある」「次の作業をしたいのに邪魔になる」という問題が起こります。
ただ、洗い物の適切なタイミングは人によって異なります。実際に「相手が洗い物をするタイミングが早すぎて、ゆっくり食べたいのに急かされるのが嫌」という声も。
お互いイライラしないためには、どこまでが許容範囲かをすり合わせしておく必要があるのではないでしょうか。
<6位 脱いだら脱ぎっぱなし>
・子どもには「洗濯物を畳め」と言うのに、自分はそこらへんに脱ぎっぱなし。椅子や棚に洗濯物をかける(30代 女性)
・帰ってきたときに、靴下を脱ぎっぱなしにする(40代 女性)
・自分の部屋着すら自分で洗濯機に入れないこと(50代 女性)
脱ぎっぱなしは、だらしない印象を与えます。また脱ぎっぱなしにされた服を処理する家族の負担を増やしています。床やソファに脱ぎ散らかしたものが置かれていると、見た目にも不快です。
子どもには叱るのに自分は守らないというダブルスタンダードは、不信感にもつながりかねません。
<7位 服を裏返しのまま洗濯に出す>
・脱いだ靴下を丸めたまま洗濯カゴに入れる(20代 女性)
・脱いだ服を裏返しにしたまま洗濯に出す(30代 女性)
・靴下を裏返して洗濯機に入れる(40代 女性)
裏返しだと「皮脂汚れなどが落ちやすい」「摩擦による生地表面のダメージが減る」「日差しによる生地の痛みを防ぐ」などの効果があります。
しかし干すときに表面を外側にしたい人にとっては、裏返すのが手間に。「裏返しにしたい人」と「表向きで出してほしい人」がいると、認識のズレで手間が増えてストレスになるとわかりました。
また靴下や袖が丸まったりグシャッとしたりした状態で洗ってしまうと、汚れが落ち切らない可能性もあります。小さな手間かもしれませんが、毎日発生することでストレスが積もり積もっていきます。
生活習慣の違いで配偶者にイラッとしたときの対応は「注意する」

「生活習慣の違いで配偶者にイラッとしたときどうするか?」という問いには、「注意する(53.2%)」と回答した人が全体の半数以上にのぼりました。2位「我慢する(37.0%)」となっています。
直接注意を与えて改善を促す人が多くなった一方、「我慢する」「自分でやる」など消極的な対応になっている人も目立ちました。「注意しても改善されなかったので諦めた」という声もあったことから、相手の対応や性格によって、イラッとしたときの対応方法も変わってくると考えられます。
また「危険なことや衛生上の懸念があるときにははっきり言うが、個人の好みなら何も言わない」など、気になる点の重要度や緊急度に合わせて対応を変えている人もいました。
<1位 注意する>
・早く寝てほしいことをストレートに伝える(20代 女性)
・言葉で伝えるが相手が嫌な気持ちになるので、食事など楽しい時間に、遠回しにアドバイスとして話している(40代 男性)
・今までは我慢していたが、すぐに言うようにした。言ってもわからないが、言わないと余計にわからないだろうから。「100のうち1でもできるようになれば儲けもの」ぐらいの広い心で、ビシッと言っている(50代 女性)
本人が「相手にストレスを与えている」と気づいていないこともあるので、指摘されれば改善する気持ちがある配偶者には、効果的だと考えられます。
ストレートに伝えるケースもあれば、相手の気持ちを考慮して遠回しに言ったり、ふざけながら軽い感じで注意したりするケースもありました。指摘することで亀裂が入りそうなら、伝え方には工夫が必要です。
<2位 我慢する>
・会社に行くまでの我慢だと思って、何も言っていない(20代 女性)
・昔からの習慣でありなかなか治らないので放置。相手にするだけ疲れます(30代 女性)
・とくに何も言わないです。言って喧嘩をすると、お互い嫌な気持ちになるので(30代 男性)
我慢している理由は「言ったら喧嘩になるから」「言っても改善されないから」などです。
長年の生活習慣や性格に基づく違いは、なかなか改善が難しく、そもそも相手が改善の必要性を理解してくれないこともあります。どちらかが我慢していれば喧嘩にはなりにくいので、家庭内は表面上平穏に保たれるのがメリット。
しかしイライラの原因は消滅していないので、根本的な問題は残り続けます。そのため「我慢はするが、限界が来ると爆発する」と言う人もいました。
<3位 自分でやる>
・言い合いもしたくないので、基本は黙って自分がするようにしています。言っても相手は不機嫌になるだけですし、冗談ぽく言っても直らなかったので諦めてしまいました(30代 男性)
・相手に改善を求めるより自分で動いたほうが早いし、自分が求める状態になる可能性が高いので、自分で対処しています(40代 女性)
・最初の頃は言っていたけど治らないので、今は気づいたら自分がしている(50代 女性)
喧嘩になる可能性を避けつつ、ストレスの種を排除するために自分でやる人もいます。相手がやるのを待つより自分で動いたほうが、目の前の「ストレスを感じる状況」を手っ取り早く排除できるからですね。
衝突覚悟で相手に注意するストレスもなければ、相手が動くのをイライラしながら待つストレスもありません。「片付けしない」「電気がつきっぱなし」「洗い物のタイミングが遅い」など、自分が代行できる問題の場合に役立つ方法です。
ただし自分でやることで、家事の負担感は増してしまう可能性があります。
<4位 無言の圧をかける>
・すぐに態度に出てしまう。無言になったり目を合わせなくしたりすると、相手も気づく(20代 女性)
・たまにそれとなく圧をかけるが、まったく気づかない(50代 女性)
具体的には「睨む」「無言になる」「わざと大きめの物音を立てる」などです。直接言葉をかけなくても、態度や行動で不満を示すことで、相手に気づいてもらいたいという気持ちの表れですね。
直接的な衝突にはならないという点で選んでいる人も多いですが、実際には逆に相手をイライラさせてしまって怒られるケースもありました。また衝突を避けられるどころから、気づかれない場合もあります。
上記のことから、相手に伝わるかや効果が出るかは不安定な対処法だと言えます。
<5位 一旦離れる>
・夫なしで、子どもたちと遠出して現実逃避する(30代 女性)
・イヤホンしたり、別の部屋で作業や家事をしたりしています(40代 女性)
・とにかく接触を避けるようにする(50代 男性)
具体的には「別室で過ごす」「外出する」などの行動が当てはまります。一旦離れる方法は、我慢するのと同じで、相手への直接的な働きかけはしません。
しかしイライラの原因になっている人や場所から離れることで、自分の心を落ち着かせたり気持ちを切り替えたりする効果があると考えられます。一方で離れてばかりいると、コミュニケーション不足につながる可能性もあります。
まとめ
結婚生活では、些細な生活習慣の違いやタイミングのズレがストレスの原因になることが多いとわかりました。とくに「自分が当然と思っている生活習慣を、配偶者が怠っている」と感じたときには、イライラしやすくなります。「なんでやらないのか、理解できない」「当然相手がやるべきことを、自分が肩代わりしている」と感じやすいからです。
「相手が洗い物をするタイミングが早すぎる」「相手が洗い物をなかなかしない」など、相反するコメントも多数寄せられていることから、相手も自分の行動にイライラしている可能性があります。
長年培ってきた習慣であれば、簡単に改善はできないかもしれませんが、話し合ったり協力し合ったりして、改善や妥協に繋げることは可能です。
▽坂崎崇正氏の考察
カップルセラピーに来られる多くのご夫婦も、生活習慣や価値観の違いから関係が悪化しています。しかし、そうしたストレスを「話し合い」で解決しようとする方は意外と少なく、アンケートでも「注意する」が最多でした。
注意されるのは大人でも嫌なものです。相手を傷つけずに不満や要望を伝えるスキルを「アサーション」と呼びますが、アサーティブな対話は、怒りや衝突ではなく「建設的な対話」を可能にします。
日本には「思いやり」や「察すること」を前提としたコミュニケーションが根強く残っていますが、長く心地よい関係を築くには、思いやりを持ちながらも、自分の気持ちや考えを適切に伝える一歩進んだ対話が必要です。
▽監修者紹介

坂崎 崇正(さかざき たかまさ)
臨床心理士・公認心理師。カップルセラピー専門機関「COBEYA」マネージャー。
各種相談業務を経て、2021年より、マインドウェル株式会社が運営する「COBEYA」にてカップルセラピストとして従事。これまでに3,000件を超えるセラピーを通して、パートナー間の課題解決を支援。
「COBEYA」:https://cobeya.jp
※データの引用・転載時のお願い
本リリースの調査結果・画像をご利用いただく際は、引用元として「ライズ・スクウェアの特定技能外国人の採用サポート」の公式サイトURL( https://rs-webmedia.com/ )へのリンク設置をお願い致します。
■ライズ・スクウェアについて
人材を必要とする様々な事業にチャレンジしていきます。現在では、人材派遣・業務請負事業、飲食事業、グローバル事業、環境衛生事業、シミュレーションゴルフ施設の運営などに取り組んでいます。
以下、関連会社と主なサービスとなります。
・株式会社R&G
事業内容:人材派遣業・コンサルティング業
URL : https://r-andg.jp/
・株式会社エミリス
事業内容:飲食業
URL : https://emiris.net/
・ニコゴルフ
事業内容:シミュレーションゴルフ施設
URL : https://nicogolf.net/
※事業内容の詳細はこちら
https://www.rise-square.jp/business.php
■会社概要
社名 : 株式会社ライズ・スクウェア
所在地 : 〒581-0802 大阪府八尾市北本町2丁目12-24 北本町マルシゲビル3F
代表者 : 代表取締役 馬場 栄和
設立 : 平成21年6月
資本金 : 2,000万円
事業内容: 人材派遣業・飲食業
URL : https://www.rise-square.jp/
企業プレスリリース詳細へ
PRTIMESトップへ