博報堂DYホールディングスと博報堂テクノロジーズ、日本語に最適化されたAIアバターソリューションを開発 - PR TIMES|RBB TODAY
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博報堂DYホールディングスと博報堂テクノロジーズ、日本語に最適化されたAIアバターソリューションを開発

―独自開発した日本語特化型AIアバター技術のビジネス検証を開始―

株式会社博報堂DYホールディングス(東京都港区、代表取締役社長:西山泰央、以下 博報堂DYホールディングス)と株式会社博報堂テクノロジーズ(東京都港区、代表取締役社長:米谷修、以下博報堂テクノロジーズ)は、AIを活用した画像生成ソリューションを提供するD-ID社と高品質な日本語音声で対話可能なAIアバター技術を共同開発しました。加えて、同技術の一年間の独占利用権を取得し、日本国内でのビジネス実証を開始いたします。

■背景/課題
近年、音声・画像認識、自然言語処理など様々なAI技術の発展に伴い、それらを組み合わせ、人間と対話しているかのように振る舞えるAIアバターが登場しています。D-IDは、高度にカスタマイズされたAIアバターを生成できる技術およびプラットフォームを提供しており、欧米を中心にスタートアップから大手企業まで、様々な企業で採用されています。
日本市場においても、企業のマーケティング活動や顧客サービスにおいて、AIアバターの活用ニーズが急速に拡大しています。しかし、自然な日本語の会話能力と文化的な理解を備えた高品質なAIアバターの開発には技術的な課題があり、日本企業のニーズに完全に対応できるソリューションは限られていました。
博報堂DYホールディングスと博報堂テクノロジーズは、こうした技術ギャップに着目し、D-IDの先進的なAIアバター技術と、博報堂DYグループならではのコミュニケーション設計力を組み合わせることで、日本企業の多様なニーズに応える革新的なAIアバターソリューションの実現を目指しました。

■開発の成果
本ソリューションは、D-IDがもつ最先端の動画生成技術を活用しており、高度にリアルな人型アバター(バーチャルヒューマン)や独自のバーチャルキャラクターを、一枚の写真や短い動画素材から短時間で生成が可能です。加えて、今回の共同開発で以下の機能を強化しています。
- 最先端の音声合成モデルのカスタマイズによって、日本語発話の自然さや感情表現を高め、話者のアイデンティティを忠実に再現
- 上記の音声合成モデルをD-IDのストリーミング動画生成技術に統合、高速化することで、リアルタイム双方向対話を実現

本ソリューションにより、企業は自社ブランドに合わせたカスタムAIアバターを生成し、顧客との新たな対話体験を創出できるようになります。企業のオウンドサイトや店頭やイベントのサイネージ、SNS公式アカウントなどでの利用を想定しており、顧客満足度の向上やブランドロイヤルティの強化に貢献します。

■今後の展望
博報堂DYホールディングスと博報堂テクノロジーズは、アバターモデルの撮影やシナリオ作成からAIアバターの実装および運用までワンストップで提供し、企業が最短期間で効果的なAIアバターを活用したデジタルコミュニケーションを実現できる体制を目指します。
特に注力する分野として、エンターテイメント分野では、タレントのバーチャル化による新たな収益機会の創出やIP価値の最大化を推進します。広告・マーケティング分野においては、ブランドと生活者との間の感情的なつながりを深める体験設計を支援します。また、カスタマーサービスでは、人的リソースの制約を超えた、一貫性のある質の高い顧客体験の実現を目指します。

<参考情報>
・AIアバターイメージ図



・D-IDとは
D-IDは、独自のNUI(Natural User Interface)によるユーザーインターフェースの進化を推進しています。テキスト、音声、画像を、実物そっくりのデジタルヒューマンに変換することで、コンテンツ作成とデジタル・インタラクションに革命を起こしており、セールス・マーケティングや顧客体験プラットフォームをはじめ、スタートアップから大手企業まで、多様な顧客にサービスを提供しています。
詳細:https://www.d-id.com/
D-ID

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