日本赤十字社(本社:東京都港区、社長:清家篤、以下「日赤」)は、2025年3月28日(金)に発生したミャンマー地震における活動報告会を開催します。
本災害では、個人および法人の皆様から4億円を超える救援金をいただき(2025年4月末現在)、日赤は巡回診療の支援、医療資機材や資金提供などを実施しました。これらの活動は、現地ミャンマー赤十字社と協力し、3か月間にわたり行いました。
本報告会は2部制で、第1部では、一般の皆さま向けに、日赤ERU(Emergency Response Unit=緊急対応ユニット)の派遣メンバーである医師や看護師等が登壇し、救援金を活用した活動の様子や、受益者の声、ミャンマー赤十字社スタッフやボランティアと協力して活動した成果などをご報告します。第2部では、報道機関の皆さま向けに、発災後から6月下旬までの活動で見えてきた現地での支援ニーズや活動の課題、国際救援の潮流の変化などをご報告します。
報告会終了後には、質疑応答の時間も設けておりますので、この機会にぜひご取材ください。

発災直後から行方不明者の捜索・救助、負傷者の応急処置や近隣病院への搬送を行うミャンマー赤十字社のスタッフ

医薬品管理について協議するミャンマー赤十字社と日赤の薬剤師(写真右)
― 開 催 概 要 ―
1 日時
2025年6月30日(月) 14:00~15:30
2 形式
オンライン
※1 一般の方々は、オンライン参加のみとなります。
※2 報道機関の皆さまは、「配信会場での対面ご取材」または「オンラインでのご取材」のいずれかの方法でご参加いただけます。
※3 第1部及び第2部双方へのご参加が可能です。質疑応答は第2部の時間内に承ります。
3 配信会場
日本赤十字社 本社(東京都港区芝大門1-1-3)
4 内容
■第1部(一般の皆さまへの報告/14:00~14:45)
・ミャンマー地震に対する日本赤十字社の活動報告
(救援金を活用した活動の様子、受益者の声、ミャンマー赤十字社との協業の成果など)
・質疑応答
■第2部(報道機関への報告/14:45~15:30)
・ミャンマー特有の複雑な人道環境下での支援ニーズの実態
・3か月間現地に滞在して見えてきた支援活動の在り方
・現地主導に向かう国際救援の潮流の変化(ローカライゼーション)
・質疑応答
5 登壇者(予定)
■日赤ERUチームリーダー
苫米地 則子(日本赤十字社医療センター/看護師)
派遣期間:4月14日(月)~6月29日(日)
役割:ミャンマー赤十字社及び国際赤十字・赤新月社連盟等との協議・調整・アセスメント実施等。
■日赤ERUチームメンバー
・小林 謙一郎(日本赤十字社和歌山医療センター/医師)
派遣期間:4月24日(木)~6月15日(日)
・藤原 真由(大阪赤十字病院/看護師)
派遣期間:4月23日(水)~6月15日(日)
・榊本 亜澄香(日本赤十字社和歌山医療センター/薬剤師)
派遣期間:4月23日(水)~5月21日(水)
・寺尾 のぞみ(日本赤十字社和歌山医療センター/ロジスティクス)
派遣期間:4月24日(木)~6月29日(日)
6 申し込み方法
報告会のご取材/ご視聴をご希望の方は、以下URLまたは二次元コードよりお申込みください。
登録完了後、メールにて当日のご案内をお送りいたします。
URL:https://forms.office.com/r/i19AuNP8Ay
締め切り:6月27日(金)17:00

二次元コード
7 事前質問・お問合せ
以下URLまたは二次元コードよりお問合せください。
URL:https://forms.office.com/r/gn3D97FPWU
締め切り:6月30日(月)10:00

二次元コード
8 【参考】日赤のミャンマー地震対応
■「2025年ミャンマー地震救援金」の受け付け
2025年4月1日から「2025年ミャンマー地震救援金」を募集し、2025年4月末時点で約4億円を受け付けました。
■支援の概要
日赤は、国際赤十字・赤新月社連盟(IFRC)と赤十字国際委員会(ICRC)に対して、被災地で行う赤十字の救援活動のため、これまでに合計4000 万円の資金支援と約5900万円相当の物資支援を行いました。また、発災直後から継続して職員を派遣し、継続的に支援しています。中長期支援の詳細についても、調整中です(2025年6月現在)。
■2025年ミャンマー地震救援(WEBサイト)
https://www.jrc.or.jp/international/results/myanmar_jrcs.html

巡回診療に帯同する日赤看護師(写真中央)

救援物資を確認する日赤職員(写真中央)

活動の合間に子どもたちにこころのケアを行う日赤看護師(写真右)

巡回診療に同行し、意見交換やフィードバックなどを行う日赤医師(写真一番左)
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