
2025年5月28日 東京 - 未来のデジタル広告のサプライチェーンを提供する独立系テクノロジー企業、PubMatic(Nasdaq: PUBM)は、生成AIを搭載した、バイヤー向けのアップグレードされたソリューション・スイートを発表しました。PubMaticのバイヤープラットフォームは、オーディエンスやインベントリの発見と予測から、キュレーション、アクティベーション、パフォーマンスの最適化まで、メディアバイイングプロセスのあらゆる段階を効率化します。1,900のプレミアムパブリッシャー、190のデータパートナーからのプライバシー保護されたオーディエンスデータ、1日8,210億回以上の広告インプレッションなど、オープンインターネットのほぼ全体に直接アクセスできるソリューションです。
このバイヤー向けプラットフォームは、独自のサプライサイドインテリジェンスとAIを活用したバイイングツールを組み合わせています。SSPへの直接アクセスとシームレスなキャンペーンアクティベーション機能を独自に組み合わせることで、DSPでは得られないサプライパスの透明性を実現しています。このことは、バイヤーがメディア予算の支出先とその方法についてより高度なコントロールと可視性を求めている時代に、極めて重要です。
PubMaticのActivateリリースから2周年となるタイミングでの今回の発表は、PubMaticが従来のSSPから、オープンインターネット上のプログラマティック広告の未来を支える革新的なエンドツーエンドのテクノロジー企業への進化を示すマイルストーンとなります。生成AIを中核とするPubMaticのバイヤースイートは、サプライパス、ワークフロー、インベントリ発見、オーディエンス戦略、最適化をめぐるさまざまな非効率性を解消します。
アップグレードされたプラットフォームの新機能:
- AIドリブンの効率性:PubMaticの生成AIを活用したマーケットプレイスにおいて、バイヤーはキャンペーン目標、オーディエンス戦略、インベントリ需要を自然言語で表現できます。プラットフォームはこれに即時対応し、キュレートされた案件を表示または作成します。同時に、内蔵の予測ツールがパフォーマンスを最大化するために最適な予算と入札CPMを推奨することにより、取引作成の迅速化と、予測可能かつ高パフォーマンスの結果が実現します。
- 統合されたアクティベーションとインサイト:バイヤーは、PubMaticのActivateプラットフォームまたは選択したDSPを通じて、キュレートされた取引をシームレスにアクティベートすることができ、同時にリアルタイムのサプライインサイトの恩恵を得られます。
- オムニチャネルの規模:バイヤーは、PubMaticのConnectからのオーディエンスデータで強化された、コネクテッドTV、モバイルアプリ、ブラウザにまたがるプレミアムストリーミングとオムニチャネルインベントリを活用し、ターゲティング精度および効率の向上を推進できます。
- 常時稼働でリアルタイムの最適化:PubMaticの生成AIモニタリングエージェントは、キャンペーンと取引のパフォーマンスを24時間365日プロアクティブに追跡し、実用的なインサイトと最適化の推奨案を提示することで、広告配信目標を確実に達成します。この常時稼働のインテリジェンスにより、手作業を減らし、成果に影響を及ぼす前に問題を発見して、トレーダーがより価値の高い戦略的タスクに集中できるようにします。
- プライバシー最優先のアプローチ:このプラットフォームは、プライバシー規制の順守を保証すると同時に、高精度のターゲティングのためにファーストパーティデータを活用し、プライバシーに配慮した広告ソリューションへの需要の高まりに対応します。
PubMaticの南北アメリカ地域最高売上責任者Kyle Dozemanは次のように述べています。「当社の目標は、キャンペーンパフォーマンスを改善する、よりスマートでより迅速な道をメディアバイヤーに提供することです。我々は生成AIをPubMaticの体験全体に組み込み、ActivateやConnect、当社のSSPといった実績のあるツールにシームレスに統合することで、データドリブンな意思決定の可能性を最大限に引き出し、オープンインターネットの広範囲に及ぶ高品質かつ高パフォーマンスのサプライにバイヤーを近づけることができます。当社のバイサイドツールをいち早く採用した企業は、キャンペーン効率とROI(投資対効果)における目覚ましい改善をすでに達成しています。大手代理店や広告主とのパートナーシップのもと、イノベーションを引き続き推進できることを楽しみにしています。」
この統合されたスイートは、長年提携してきた数社とのベータテストが現在進行中で、業界のリーダー企業から強い支持を得ています。グローバルパートナーのGroupMは、PubMaticのActivateプラットフォームをいち早く採用して顧客の売上を126%増加させ、PubMaticのバイサイドソリューションについても世界中で導入しています。GroupMの投資部門グローバル責任者Andrew Meaden氏は、新しいプラットフォームへの熱意を次のように表明しました。「PubMaticとの長年にわたるパートナーシップは、プライバシーを最優先に考え、 AIを活用したイノベーションへの共通のコミットメントに基づいており、急速に進化する業界で常に一歩先を行くことができます。PubMaticの新しい統合プラットフォームは、発見、キュレーション、アクティベーションを単一の使いやすいソリューションに統合し、クライアントにとってよりスマートで効率的なキャンペーンの実現を支援します。」
パブリッシャーもまた、このプラットフォームの成功から利益を得る立場にあります。プラットフォームは機械学習とキュレートされた取引を活用することで、パブリッシャーが収益率を最大化し、フィルレートを高め、インベントリの品質と価格を管理できるようにします。ファーストパーティデータやコマースメディアネットワークとの統合により、パブリッシャーはターゲットを絞り、プライバシーに準拠した広告体験を提供し、収益の増加と長期的な成長を促進することができます。PubMaticの統合されたサプライチェーンは、バイヤーとセラーの距離を縮め、複雑さを軽減し、より多くの価値がパブリッシャーに直接流れるようにします。
業界が完全に統合されたサプライチェーンに移行するなか、PubMaticのバイヤープラットフォームは、キュレーション、アクティベーション、測定にわたるパートナーシップとAI主導のイノベーションを拡大し、エコシステム全体のコラボレーションを解き放つ、重要なつながりをもたらすものとして注目されています。PubMaticのキュレーションパートナーであるAttainは、そのトランザクションインサイトによって高精度のターゲティングを実現しており、プラットフォーム上のバイヤーがすぐにAttainを利用できるようになることで、プラットフォームの可能性を強調しています。AttainのSVPであるDave Constantino氏は次のように述べています。「PubMaticのAIファーストのプラットフォームは、広告支出とキュレートされた購買行動を一致させるという刺激的なビジョンを示しています。リアルタイムのトランザクションデータを直接、取引のキュレーションとアクティベーションのワークフローに統合することにより、バイヤーは真のビジネス成果を測定し最適化しながら、購買意欲の高いオーディエンスをターゲティングするという、かつてない能力を獲得できます。これこそテクノロジー・ファーストでパフォーマンスドリブンなプログラマティックの未来であり、当社がその一部になることを嬉しく思います。」
新しいプラットフォームのユーザー体験をプレビューするには、動画をご確認ください。
PubMaticの強化されたバイヤースイートやパートナーシップの機会についての詳細は、https://pubmatic.com/solutions/buyers/もしくはこちらをご確認ください。
■ PubMaticについて
PubMatic(Nasdaq:PUBM)は、デジタル広告の未来のサプライチェーンを提供することにより、顧客価値を最大化する独立したテクノロジー企業です。 PubMaticのセルサイド・プラットフォームは、オープンインターネット上の世界有数のデジタルコンテンツクリエイターが、在庫へのアクセスをコントロールできるように、また、マーケターがROIを高め、広告フォーマットやデバイス全体でアドレサビリティのあるオーディエンスにリーチを可能にし、収益性を向上できるように支援します。2006年の創業以来、当社のインフラストラクチャー主導のアプローチにより、リアルタイムでのデータの効率的な処理と活用を可能にしてきました。スケーラブルで柔軟なプログラマティック・イノベーションを提供することで、お客様の成果を向上させるとともに、活気と透明性のあるデジタル広告のサプライチェーンを支援しています。
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