
iPhone・スマホ買取サービス「スマピタ」(https://sumapita.jp/)では、中古スマートフォンの利用実態の把握を目的に、アンケート調査を実施しました。
本調査では、中古スマートフォンをすでに利用したことのある方と、利用経験のない方の双方を対象に、それぞれの意識や行動についてヒアリングを行いました。
■調査サマリ
「中古スマホの購入に関するアンケート調査」・現在使用しているスマホの種類
・中古スマホ購入経験の有無
・中古スマホ購入検討の有無
・中古スマホを購入しない理由
・中古スマホ購入の見込み
・中古スマホ購入の理由
・中古スマホ購入時の選択基準
・中古で購入したスマホのモデル
■調査概要
調査期間:2025年4月25日~2025年5月9日調査人数:195名
調査対象:中古スマホ購入経験81名・購入未経験114名
調査媒体:ランサーズ
■中古スマホを購入した経験がある人は少数派

中古スマホを購入したことがある人は81人(41.5%)、購入したことがない人は114人(58.5%)と半数以上となりました。
中古スマホ市場が広がりを見せている一方で、新品志向の消費者がまだ根強い傾向。
まだ中古スマホの購入が一般化しておらず、認知や信頼性に対する課題が残っていると考えられます。
特にスマホは日常的に使用するアイテムであるため、中古端末の品質やトラブルへの懸念が中古スマホ購入へのハードルとなっていると推測されます。
【中古スマホを購入したことがない人への調査】
■中古スマホの購入を検討したことがある人はわずか3割強
中古スマホの購入を検討したことがある人は41人(36%)、検討したことがない人は73人(64%)でした。
検討経験がある人が約3分の1にとどまっていることから、中古スマホという選択肢がまだ広く浸透していないことがわかります。
■ 中古を避ける最大の理由は「バッテリー」と「品質への不安」

中古スマホを購入しない理由で最も多かったのは「バッテリーの持ちに不安があるから」(82件)、次いで「新品のほうが品質が安心だから」(74件)、「すぐに故障する心配があるから」(45件)という結果となりました。
このことから多くの回答者が「中古スマホ=壊れやすい・不安定」というイメージを抱いていることがわかります。
その他にも「セキュリティの懸念がある」(44件)、「どこで購入するのが安全かわからない」(38件)など、安全面の不安がボトルネックになっています。
状態ランクの明示やバッテリー交換済みモデルの拡充、保証サービスの明確化が今後の課題となりそうです。
■ 次回の購入で「中古を検討したい」人は34%にとどまる

次回以降のスマホ購入で中古での購入を検討する可能性が「ある」と答えた人が39人(34.2%)、「ない」が75人(65.8%)でした。
「今まで中古スマホの購入を検討したことがあるか」の設問と近い傾向が見られたことから、今後も新品スマホを選びたいと考えるユーザーが一定数残ると予想されます。
中古スマホを選択肢に入れてもらうためには、「中古でも安心して使える」と感じられるサービス体制の整備や、信頼性を訴求する広告・広報の強化が今後の課題となります。
また現時点では、2025年9月に発売が見込まれる「iPhone17シリーズ」の価格が未定の状況です。
トランプ関税などの影響で端末価格が高騰する場合は、中古需要が伸びる可能性もあるでしょう。
【中古スマホを購入したことがある人への調査】
■ 中古を選ぶ理由はコスパ重視
中古スマホを選んだ理由として最も多かったのは「新品よりも価格が安いから」(74件)で、次いで「中古への抵抗がないから」(35件)、「最新機種にする必要がないと感じたから」(29件)となりました。
この結果から、スマホに対して「最新でなくてもいい」「必要な機能があれば十分」と考える合理的なユーザーが増えていることがわかります。
年々価格が上昇している新型スマホに対し、必要な機能が十分に備わっている中古スマホの需要も、今後さらに高まっていくと考えられます。
■購入時の判断基準は「価格」「バッテリー」「見た目」が重要

中古スマホの購入時に重視した点として最も多いのは「価格の安さ」(69件)、次いで「バッテリーの状態」(45件)、「傷や汚れの状態」(44件)となりました。
中古スマホ購入においてコスパの良さが最も重要であることがわかります。
また日常的に使用するスマホなので、「中古でも快適に使用できるか」という点も判断基準になる模様。
価格を抑えるだけでなく状態や使用感を明確に伝える工夫が、購入促進につながると考えられます。
【利用中のスマホに関する調査】
■若年層を中心に半数以上がiPhoneを使用している【iPhoneを利用している人】

【Androidを利用している人】

アンケートの結果では、半数以上がiPhoneを使用していることがわかりました。
特に10~20代の若年層でiPhoneの使用率が高く、20代では16人中15人がiPhoneを使用していることから、この世代におけるiPhoneの圧倒的な支持がうかがえます。
一方で、Androidユーザーは30代以降の世代に多く見られます。
実際に、30~70代の176人中89人(50.5%)がAndroidを使用しており、価格や機能性を重視する層からの支持を集めていると考えられます。
また、中古市場においてiPhoneの需要が高い背景には、現役ユーザー数の多さも大きく影響していると推察されます。
▪️会社情報
株式会社アークポート
会社URL: https://arcport.co.jp/
スマートフォン買取事業「スマピタ」:https://sumapita.jp/
家電レンタル事業「レンタルラビット」:https://rental-rabbit.jp/
お問い合わせフォーム: https://arcport.co.jp/contact
メールアドレス:info@arcport.co.jp
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