Biz Freak、アジャイル開発の“ストーリーポイント自動推定AI”で特許取得
株式会社Biz Freak(代表取締役:平 雄飛)は、ソフトウェアリリース後の成長機会の最大化とボトルネックの迅速な発見を可能にする自社プロダクト「バクソクボード」に関して、特許第7664665号を取得したことをお知らせいたします。
本技術では、アプリケーションから取得されるログデータや業績データをリアルタイムでKPIツリーへマッピングし、「計画 vs 実績」の差分を常時モニタリング。差分分析から自動でピボットタスクを抽出し、開発の優先順位を即座に可視化します。
さらに、タスクの“難易度×見積もり工数”を機械学習により同時に推定し、ストーリーポイントを自動算出するアルゴリズムにより、開発マネジメントの透明性と効率性を飛躍的に向上。これにより、リーンなデータ駆動型のアジャイル開発が、従来のスプリント単位ではなく“分単位”で回る体制を実現しました。
■特許番号
特許第7664665号(P7664665)
■特許登録日
令和7年4月10日(2025.4.10)
■発明の名称
情報処理システム、情報処理方法及びプログラム
■特許権者
【識別番号】524181872
【氏名又は名称】株式会社Biz Freak
<背景>
株式会社Biz Freakは、「アジャイル開発を再定義し、日本を最高のイノベーション大国にする」というミッションのもと、新規事業に特化した3倍速開発・改修サービス「バクソク」を提供してきました。同サービスは、PMF(Product-Market Fit)までに要する期間を大幅に短縮し、より多くのソフトウェアを市場へ送り出すことを目的としています。
しかし現実には、社内審査や補助金・VC向けに策定した事業計画と、プロダクトリリース後に描く成長曲線との間にギャップが生じやすく、その主因は「課題発見までのタイムラグ」と「開発サイクルの遅さ」にあります。こうした遅延は、改善施策の優先順位付けを難しくし、貴重なリソースと時間を浪費する大きなボトルネックとなっていました。
この課題を解決するため、Biz Freakは事業計画を粒度の細かいKPIツリーへ分解し、あらゆるアプリケーションログおよび業績データをリアルタイムにマッピングできる「バクソクボード」を開発・リリースしました。ユーザーの行動データや売上指標を即座に可視化し、「計画 vs 実績」の差分を秒単位でモニタリングすることで、課題を発見した瞬間にピボットタスクへ落とし込み、PMFまでの道のりを最短化します。
さらに開発フェーズでは、タスク難易度と見積もり工数を機械学習で同時に推定し、ストーリーポイントを自動算出するアルゴリズムを導入。これによりエンジニアリング・マネジメントと評価を自動化し、従来の時間課金型準委任契約から、成果物に基づく固定報酬型「準委任契約(成果物完成型)」へ移行可能となりました。結果として、新規事業の改修スピードを“爆速”で向上させ、開発効率とコスト透明性の双方を実現しています。
■会社概要
株式会社Biz Freak
所在地:宮城県仙台市
代表:平 雄飛(人工知能科学修士(MAI)・経営学修士(MBA))
事業内容:新規事業受託開発「バクソク」の運営、AIソリューション開発、DXパートナー事業の運営
HP:https://bizfreak.co.jp/
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